あの伝説の男も・・・アーセナル史上最も誤った移籍劇5選
セスク・ファブレガス バルセロナへの売却
セスク・ファブレガスは元々バルセロナのアカデミー出身であり、その後アーセナルへと移籍した選手だ。
結果的に8シーズンをアーセナルで過ごすことになったが、クラブ史上最年少でのゴールを記録し、18歳にときにはキャプテンマークを巻くなどあっという間にクラブの中心選手へと成長した。
バルセロナへの帰還は誰も止められないものに見えたが、クラブは多少強引な手を使ってでもこの移籍を止めるべきであった。
それは彼のキャリアを見れば明らかであり、歴史に名を残す選手となったファブレガスはアーセナルをできる限り長く保持し、高値で売る必要があっただろう。
ニコラ・ペペ リールから獲得
アーセナルはクラブ史上最高額の移籍金を用意し、当時フランスのリールで活躍をしていたニコラ・ペペを獲得した。
リール時代に残した22ゴール11アシストという数字を見れば獲得に向かいたくなる気持ちも理解できるが、あまりにも移籍金に見合わぬ選手ということがはっきりとしてしまった。
卓越したドリブルスキルは持っているものの、チームに上手く溶け込み、脅威となれる選手になり切れていないのだ。
彼の価値が移籍金に見合うものであると評価されるにはさらに目に見える数字を残さなければならないだろう。
パトリック・ヴィエラ ユベントスへ売却
パトリック・ヴィエラはおそらくサッカー史上を見ても記憶に残るほどの素晴らしい選手であると多くの人から認識されているはずだ。
中盤において必要な要素をすべて兼ね備えており、アーセナルの無敗優勝の立役者として大きく活躍した。
しかし、そんな中、アーセナルはユベントスへとヴィエラを売却するという選択肢を取ってしまうのだ。
ヴィエラ本人はイタリアへ移籍後も栄光を掴み続け、歴史に名を残す選手として最後まで活躍を続けていたがそれほどの男を実力絶頂の時に売却してしまったのは決して成功だったとは言えないだろう。
ウィリアン チェルシーからフリーで獲得
チェルシーで長く活躍したブラジル代表アタッカーは同じロンドンを本拠地とするアーセナルへフリーで移籍を果たした。
経験は豊富であるが、年齢の割に複数年での契約延長を求めていたウィリアンに対しチェルシーは応じずアーセナルが巨額のサラリーとともに迎える形となった。
しかし、かつてのウィリアンの姿は既になくなっているように見える。
未だノーゴールであり、ハードワークする姿も見られず、若手選手の多いアーセナルでお手本となる存在ではないだろう。
30試合に出場するなどアーセナルでのキャリアを築き始めているが彼らにはウィリアンよりも起用すべき選手がいるのではないだろうか。
アレクシス・サンチェス ヘンリク・ムヒタリアンとトレードで売却
アーセナル時代のアレクシス・サンチェスはまさしく世界でもトップレベルのアタッカーだった。
バルセロナの時はどうしてもリオネル・メッシの陰に隠れてしまうがそのころからサンチェスの実力は既に世界が注目するほどであった。
その磨き上げたテクニックとアーセナルでの自由なプレースタイル、さらにはハードワークも厭わない姿はチームにとって最高の存在だっただろう。
その後、サンチェスはヘンリク・ムヒタリアンとトレードする形でマンチェスターユナイテッドへ移籍したがこれはアーセナルにとっても、そしてサンチェスにとっても最悪の移籍劇となった。
マンチェスターユナイテッド移籍後はまったく活躍できず、今所属しているインテルでもかつての姿を取り戻せないままでいる。
もしサンチェスがあのままアーセナルに残っていたら・・・。
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