この10年で破られる可能性があるプレミアリーグの5つの記録
同一クラブに対する最多ハットトリック数:ルイス・スアレス(3回)
かつてプレミアリーグで猛威を振るったSAS。
スアレスとダニエル・スタリッジのコンビの略称であるが、特にスアレスはPKを蹴っていないにもかかわらず多くの得点を記録していた。
特に被害に遭っていたのがノリッジシティだ。
スーパーゴールを含む4ゴールを決められることもあったノリッジシティに対してスアレスは3度もハットトリックを記録したのだ。
この記録は10年で破られるかどうかが疑問視されていたが、可能性があるとすればセルヒオ・アグエロとハリー・ケインだろう。
それぞれニューキャッスルユナイテッドとレスターシティに対して2度のハットトリックを達成しているのだ。
ケインに関しては移籍の噂があり、仮に国外への移籍となってしまった場合はこの記録を破るのは非常に困難となってしまう。
最多降格クラブ:ミドルスブラ、サンダーランド、ノリッジシティ、クリスタルパレス、ウェストブロム(4回)
これを不名誉な記録と呼ぶのか、それともそれだけプレミアリーグであがいていた証なのか。
これまでミドルスブラ、クリスタルパレス、サンダーランド、ウェストブロム、そしてノリッジシティは4度の降格を経験している。
しかし、この記録がまもなく破られそうになっているのだ。
今シーズン、プレミアリーグで一定のインパクトを見せていたノリッジシティは不運もあってか降格が現実味を帯びてきたのだ。
4度の降格を経験している彼らはこれで5度目となってしまうため、この記録が単独で更新されてしまうのだ。
仮に降格してしまった場合おそらくノリッジシティは今のチームスタイルを継続すればチャンピオンシップで再び躍進し、プレミアの舞台に戻ってくるだろう。
彼らが見せていた輝きは決して偶然ではない。
1シーズンにおける最多アシスト数:ティエリ・アンリ(20)
なんと、プレミアリーグにおける1シーズンの最多アシスト記録を持っているのはストライカーであるティエリ・アンリなのだ。
しかし、遅かれ早かれこの記録は破られることになるだろう。
まずは今シーズン既に16アシストという凄まじい記録を残しているケヴィン・デブライネ。
残り10試合のためリーグが再開すればこのままデブライネがアンリの記録を抜く可能性が非常に高い。
また、彼のパフォーマンスは全盛期かつまだまだ伸びているため来シーズン以降も新記録更新が期待される。
忘れてはいけないのはトレント・アレクサンダー・アーノルドの存在だ。
サイドバックながら昨シーズンは12アシストを記録し、プレミアリーグのディフェンダーにおける最多アシスト数としてギネス記録にも認定された。
彼らが20という前人未到の数字を更新する可能性は十分にあるのだ。
1クラブにおける最多得点:ウェイン・ルーニー(183点、マンチェスターユナイテッド)
大きな記録が生まれるかもしれない。
これまでウェイン・ルーニーはマンチェスターユナイテッドで1クラブにおける最多得点数である183ゴールを記録していた。
この記録がついに破られる時がきたのだ。
マンチェスターシティで長年活躍し、プレミアリーグの歴史に名を残すセルヒオ・アグエロが180点にまで迫っているのだ。
ペップがマンチェスターシティに就任した時、ついにアグエロが移籍するかと思われたが見事に戦術にフィット。
それからもトップクラスのストライカーとして活躍し続け、相変わらずシーズン20点前後を約束してくれる選手なのだ。
もしかすると今シーズンで新記録が生まれるかもしれない。
決してその瞬間を逃してはならない。
最少観客数:ウィンブルドンvsエヴァートン (3039)
奇妙な記録が1993年ぶりに更新されそうだ。
これは仕方のないことだが、コロナウィルスの影響でプレミアリーグのみならず多くのスポーツリーグが中断している。
FAはプレミアリーグを最後までやり続けると宣言したものの、未だにコロナウィルスの勢いは衰えていないのだ。
そうなると最悪無観客試合の可能性もある。
本当にどうすることもできない事態なのだが、記録自体は更新されるだろう。
それと同時に今シーズンはプレミアリーグ史上最も忘れられることのない1年となるはずだ。
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