そろそろ限界か、ミケル・アルテタに代わる5名の監督候補たち
開幕3連敗と歴史上最悪とも言えるスタートとなっているアーセナル。
一部ではミケル・アルテタ監督の解任も叫ばれている状況となっている。
そこで今回はSportkeedaより、ミケル・アルテタに代わる5名の監督候補を紹介しよう。

ラルフ・ハーゼンヒュットル
かつての攻撃的なスタイルを取り戻すのに最適な監督はラルフ・ハーゼンヒュットルになるだろう。
サウサンプトンで監督を務めるハーゼンヒュットルは攻撃のDNAを彼らに植え付け、今やビッグクラブをも打ち倒す可能性を秘めるチームへと変貌している。
アーセナルはとにかく3連敗という結果はもちろん、0得点という現実も受け止めなければならない。
そう考えた際にハーゼンヒュットルは復活の起爆剤となる可能性は十分にあるだろう。

エディ・ハウ
ボーンマスで監督を務めていたエディ・ハウは資金に限りのあるクラブにも関わらず、リーグでも指折りの魅力的なサッカーを繰り広げるチームへと育て上げた実績を持つ監督だ。
ボーンマス監督就任当時は最年少監督として注目を集めていたが、それから経験を積んだ彼は未だ43歳といえど既に熟練の戦術を操る名将になっている。
ハウがアーセナルにピッタリの理由として彼の守備戦術も挙げられる。
数多くのディフェンダーを揃えるアーセナルだけに戦術次第で大きく変化を見せる可能性はあるのだ。
セルティック監督への就任が近いという噂があることが唯一の難点か・・・。

ブレンダン・ロジャース
スウォンジーシティ、リバプールとプレミアリーグで結果を残したのちにセルティックでその才能を遺憾なく発揮し、今ではレスターシティをビッグクラブに近い存在まで引き上げたブレンダン・ロジャース。
希代の戦術家であるロジャースは攻撃の構築が非常に上手く、かつてあった固定概念を捨てたのかチームにスタイルにあったフットボールを展開し、なおかつ結果を出している。
アーセナルも現在はポテンシャルを秘める若手選手が多く在籍しており、セルティックでも見せた手腕で彼らをワンランク上の存在で引き上げることが可能だろう。
リーグでの戦い方も熟知しており、なおかつ長期的なチーム作りを考えるのであればロジャースは理想的な監督だろう。
問題はレスターシティが簡単にロジャースを手放すかどうかだろう。

グラハム・ポッター
グラハム・ポッターは近年最も優れたイングランド人監督の1人だろう。
アーセナルのライバルであるトッテナムの新監督候補としても挙がっており、ブライトンを率いる彼の手腕を疑う者は誰もいない。
ブライトンは昨シーズン16位でフィニッシュしたが、その内容を見ると決して順位と比例するものではなかった。
現代的で決して理想を追い求めるタイプではなく、チームに合った戦術を浸透させてビッグクラブとも打ち合うことのできるチームを作り上げてきたポッターであれば、さらにネームバリューのある選手が揃ったクラブを率いれば大きな結果を残すことができると期待されるだろう。

アントニオ・コンテ
圧倒的結果を求めるのであれば彼以外の選択肢はあり得ないだろう。
これまで幾度となくビッグクラブを率いてはトロフィー獲得まで導いているアントニオ・コンテ。
昨シーズンはインテルを優勝させている。
劇薬となる可能性もあるが、チームに戦う意識を植え付け、それだけでなく固定概念にとらわれることなくこれまでのスタイルをすべて捨てきってでも自らの哲学を教え込む徹底っぷりは結果を生み出すためのものだ。
懸念すべきはコンテの望む選手を揃えられるか否かだろう。
彼はこれまでクラブ側と衝突を繰り返しているため、補強に関する口出しを許可しないのであれば彼の監督就任は実現困難となる。

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