まだまだ現役!未だに活躍し続けている5人のオーバー35
ホアキン
38歳となるホアキンは今回のリストの中で最も高齢の選手だ。
イタリアでの2年間以外、17年をスペインで過ごしているホアキンはまだまだその実力をチームに還元しており、今シーズンはレアルベティスで29試合に出場し10ゴールを記録している。
また、今シーズンの彼はラリーガでの史上最年長となるハットトリックを記録するなどまさにノリノリの状態だ。
これはかつて記録を保持していたディ・ステファノを抜いており年齢を感じさせないホアキンのプレーの質はしっかりと維持されているのだ。
チアゴ・シウバ
ミランを去ったのが最近のように思える人もいるのではないだろうか。
かつては世界最高のセンターバックとも称され、そのリーダーシップに守備力、上背はないものの圧倒的な強さを誇る空中戦など弱点が見つからぬ選手であった。
年齢を重ねた現在は熟練した読みを駆使し、守備ラインの選手を使うことも非常に上手いなどいい歳の取り方をしている選手だ。
ディフェンスリーダーとして優秀な選手であり、パリサンジェルマンとの契約が今シーズンで終了する見込みだが、仮に契約が延長されなくとも彼を欲するクラブは溢れるほどにいるだろう。
フランク・リベリー
彼と相対するディフェンダーの多くは地獄を見たかのような表情をしていた。
アリエン・ロッベンとのコンビ、”ロベリー”でバイエルンをトレブルに導いた元フランス代表のフランク・リベリーはその後加入したフィオレンティーナでもキレのあるドリブルを魅せている。
36歳になってからの新天地ということで心配をする声は少なくなかったが、あっという間にそれは称賛の声に変わっていた。
若手選手にとっていい影響を与えていると言われるリベリーは一時期セリエAのMVPを獲得するのではと噂されていたほどだ。
それほどまでに影響力を発揮しているリベリーはピッチ上ではまるで20歳のデビュー選手のようであり、来シーズン以降の活躍にも光が当たることだろう。
ズラタン・イブラヒモビッチ
「酸素はズラタンを必要とする」
この言葉のように常識をひっくり返してしまう選手がズラタン・イブラヒモビッチ。
自らを王と呼び、あまりにも傲慢な発言が目立つがその実力は傲慢っぷりが異常なほどに美しく見えるレベルにある。
35歳にして加入したマンチェスターユナイテッドでは得点源として活躍し、その後のLAギャラクシーでは超ロングシュートを決めるなどまるで映画の主人公に。
そして今シーズン戻ってきたミランでもチームの勝率を急激に上げるなどとんでもない事を次々とやってのけている。
間違いなく来シーズン以降のミランにも必要な存在であり、引退を口にするまでの彼のキャリアには今後も追い続けてみたいと誰もが思うだろう。
クリスティアーノ・ロナウド
世界は2人の選手にあまりにも多くのものを求めすぎていた。
そのうちの1人であるクリスティアーノ・ロナウドは「ワンタッチゴールしかできない」「ドリブルはもうできない」「PKでしか点が取れない」等々数々の批判を受けながらも必ず結果を出してきた。
レアルマドリーではもはや伝説を超えたような存在であり、その後加入したユベントスでは引退してもおかしくはない年齢にも関わらず人類の境地を表すかのようなヘディングシュートを決めるなど相変わらずロナウドらしさを全開にしている。
悲しいことだが、35歳となったロナウドにも衰えはやってくるものであり引退も決して遠くはない。
それまでサッカー界の時代を築き上げてきた主人公の1人である彼の雄姿を少しでも長く見続けてみよう。
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