アーセナル、エクトル・ベジェリンに代わる5人のサイドバック候補
アーセナルでのキャリアがおありに近づいているエクトル・ベジェリン。
彼らは早急に代わりとなる選手を確保しなければならない。
そこで今回はSportkeedaより、エクトル・ベジェリンに代わる5名のサイドバック候補を紹介しよう。
デンゼル・ダンフリース
PSVに所属するデンゼル・ダンフリースはクラブレベルでも注目されている選手であるが、ユーロ2020でさらにその株を上げた。
オランダ代表として印象的なプレーを見せており、「Goal」が選ぶ大会ベストイレブンにも選出されている。
アーセナルはまだ若いダンフリースの獲得によって今後数年間ディフェンスラインに安定を加えることが可能かもしれない。
移籍金は£14mと十分獲得可能な金額となっているが、今大会で大きく価値を上げており、さらには他のクラブとの争奪戦になることが濃厚なため獲得は容易とはならないだろう。

マックス・アーロンズ
昨シーズンもアーセナルが獲得を狙っていたとされているノリッジシティのマックス・アーロンズ。
ノリッジシティでプレミアリーグを戦い、その後降格となってしまったがアーロンズ自身のパフォーマンスは非常に高く、プレミアリーグに残るために移籍を決断するのではと言われていた。
しかし、アーロンズは残留を選択し、チャンピオンシップでもそのクオリティを維持し続けている。
ベジェリンの1試合におけるキーパスが0.8回、ドリブル成功数が0.5回なのに対してアーロンズは両数値とも1.4回を記録しており、アーセナルが求めている攻撃的なサイドバックとなっている。
ホームグロウンでもあるため彼らからすると何としてでも確保したい選手の1人だろう。

ゼキ・チェリク
昨シーズン、フランスにおいてまさのPSGが優勝を逃したことは多くの人を驚かせただろう。
しかし、見事に優勝を果たしたリールのパフォーマンスを見ている人であれば納得の結果をなったのではないだろうか。
そんなリールにおいて重要な役割を果たした1人がこのゼキ・チェリクだ。
守備に優れた選手であり、一度奪われたボールを取り返す意識も非常に高い選手として知られている。
リールが堅守を貫くことができた要因の1人とも言えるだろう。
それでいて3ゴール2アシストを記録するなど攻撃面でも貢献することが十分可能となっており、ベジェリンとはタイプは違うものの新しい風をアーセナルに与えるはずだ。
契約は残り2年であり、£15m程度での獲得が可能とされているが、彼らは正式なオファーを準備するのだろうか。

ヌサイル・マズラウィ
ヌサイル・マズラウィは6月にもアーセナル移籍が噂されていた選手であるがその噂はすっかりなくなってしまった。
しかし、アーセナルは彼を諦めるべきではない。
ゲームを読む力があり、戦術理解度が高いためミケル・アルテタが今後展開する複雑な戦術にも対応することができる選手となるだろう。
マンチェスターシティのジョアン・カンセロに似たプレースタイルとも言われており、中に入る動きは非常に捕えづらく、中盤から攻撃に厚みを増すことが可能だ。
アヤックスとの契約が最終年となっており、移籍金も£10m程度と抑えることができる。
仮に彼らが移籍金を抑えて最大限の結果を得たいと考えているのであればマズラウィは確保すべき選手だろう。

エインズリー・メイトランド・ナイルズ
最後の登場するのはアーセナルに所属するエインズリー・メイトランド・ナイルズだ。
彼がアーセナルの右サイドバックにおけるファーストチョイスになるのはまだ無いと考えている人ももちろんいるだろう。
しかし、欧州大会への出場ができない彼らは多額の移籍金を市場に投入することが困難なはずだ。
そうなるとできる限り金額を抑える必要があり、そこでの候補がメイトランド・ナイルズになるのだ。
ウェストブロムウィッチでのローンではマンオブザマッチを獲得する試合もあり、使い方次第では大きな戦力になり得るだろう。

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