<前編/2022年最新>2021シーズンのチャンピオンズリーグ出場チームの特徴は?
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アーセナル守護神、ベルント・レノは世界最高峰のゴールキーパーなのか

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アーセナル守護神、ベルント・レノは世界最高峰のゴールキーパーなのか

 

アーセナルの守護神を務めるベルント・レノ。

次世代のドイツを担う存在と言われており、ゴールキーパー大国の中でも今シーズンはひと際輝きを放っていた選手だ。

果たしてレノは世界的に最高峰の選手なのか。

アーセナルは守備陣が脆いゆえにレノの仕事が多いという意見もあるが、一体彼の実力はどれほどなのだろうか。

そこで今回はマンチェスターシティの守護神を務めるエデルソン、リバプールの守護神を務めるアリソンという二人のワールドクラスと比較しながらレノの実力に迫ってみよう。

ちなみに、今回はスタッツを用いての比較のため確実にどの選手の実力が勝っているのかを表しているわけではないため注意。

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驚異的なショットストッパー

まず、2人と比較する前にレノの特徴を整理していこう。

今シーズン、レノが一番目立っていたのはショットストップの時だろう。

ゴールキーパーの醍醐味にして守護神が守護神たるものを見せるために重要な要素である。

Bernd Leno Insane Saves & Reflexes 2019/20

レノの素晴らしいところは当たり前のストップはもちろん、普通であればゴールラインを割ってしまうようなボールにも飛びつく驚異的な反射神経にある。

元々ゴールキーパーは身体能力が高いと言われているものの、レノのそれはプロの世界の中でも抜きんでているだろう。

今シーズン、アーセナルは守備の構築に奔走しているがミケル・アルテタが望む形の守備は未だに作り切れていない。

センターバック陣もミスが多く、失点数もかなり多いがレノはその中でも唯一相手アタッカーたちの脅威となっていた。

また、彼は1対1の強さも備えている。

試合を見ているサポーターたちが頭を抱えてしまうような場面でもレノは冷静に判断し、1対1でボールをはじき出していた。

つまり、どの時代でもゴールキーパーに不可欠な要素であるショットストップと1対1の強さという「ゴールを守る仕事」に長けている選手なのだ。

 

エデルソンとの比較は意外な結果に

世界でもトップクラスの実力を持ち、特にその左足から繰り出されるキックは現GK界ではナンバーワンと思われるエデルソン。

最近になってショットストップの精度も上げており、マンチェスターシティの守護神として素晴らしい活躍をしている。

レノとエデルソンを比べた結果がこれだ。

なんと、クリーンシートと失点数以外はすべてレノのスタッツが上回っているのだ。

もちろん、攻め込まれる時間帯が長ければ長いほどパンチングであったり空中戦に対応する回数は増えるものだ。

そこで、Sweeper clearancesSaves successを見てほしい。

いわゆるゴールエリアを飛び出してボールをクリアした回数とセービング率だ。

次世代ゴールキーパーとして名を馳せているエデルソンを超える14回ものスイーパークリアを成功させており、アーセナル守備陣の裏に出るボールを幾度となく彼が処理していたことがわかる。

また、セービング率も驚異的だ。

セービング数はマーティン・ドゥブラフカに次ぐ2番目の104を記録しているのだ。

104回ものセービングを記録しながら74%のセーブ率を残すことができるゴールキーパーは世界を見てもなかなかいないだろう。

アリソンとの比較では・・・・

 

ちなみに、アリソンとの比較ではアリソンが驚異的な80%超えのセービング率を記録していたもののその他ではレノの数値が上回っている。

セーブ数を比較すればレノの数値の異常さがよくわかるだろう。

 

結論:レノの実力は世界最高峰と言っても過言ではない

今回は2人のGKとの数値上での比較のみであったが、それでもなおレノの恐ろしいGKとしての能力がわかったはずだ。

特にサポーターは普段から試合を見ており、感覚的にレノの働きぶりの凄さを感じているはずだ。

28歳となり、これから全盛期を迎えるだろうレノはマヌエル・ノイアーの後釜としてドイツのゴールマウスを守る価値がある男だ。

今シーズンの神がかり的な活躍を目に焼き付け、是非さらに進化するであろう来シーズンのレノを見てほしい。

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