イタリア組に期待?チェルシーが狙うべきセリエAでプレーする3人の選手
ジャンルイジ・ドンナルンマ-ACミラン
まず初めに登場するのはACミランに所属し、下部組織出身ながら16歳でトップチームデビューを果たしたジャンルイジ・ドンナルンマ。
イタリアではジャンルイジ・ブッフォン2世と呼ばれている。
ドンナルンマは優れた身体能力を武器に名門で10代から守護神として活躍している。
ケパ・アリサバラガとウィリー・カバジェロは既にフランク・ランパード監督のプランには入っていないとみられており、ゴールキーパーの補強は確実だろう。
ドンナルンマの特徴は何といってもその超人的なセービングだろう。
手足が長く、これまでもチームを救うセーブを何度も見せてきた。
さらには10代から試合に出ているため現在21歳ながら経験も豊富だ。
まさに実力と経験を兼ね備え、さらにはこれからの成長も期待できるあらゆる要素を取り入れているゴールキーパー、それがジャンルイジ・ドンナルンマだ。
ACミランは近年調子が良いとは言えず、チャンピオンズリーグにも出ることができていないがドンナルンマを放出するとなれば相応の移籍金を要求するとみられている。
ジェレミー・ボガ-サッスオーロ
ジェレミー・ボガはかつてチェルシーに所属していた選手だ。
リーグアンへのレンタル後、サッスオーロに完全移籍したが水を得た魚のように躍動しているのだ。
ペドロとウィリアンの後釜を見つけなければいけないチェルシーはドルトムントのジェイドン・サンチョをメインターゲットにしていると言われているがいかんせん移籍金が高すぎるのだ。
より安く、そして信頼できるオプションとして優秀なのがボガなのだ。
セリエAで8ゴールを記録していることが何よりの証拠だ。
だが、チェルシーはボガ獲得を急ぐ必要はない。
なぜなら彼らはボガを放出した際に£15mで買い戻せる条項をつけているからだ。
おそらくジェイドン・サンチョの状況を見極め、獲得が厳しいと判断すればボガの買い戻しを行うだろう。
フランチェスコ・アチェルビ-ラツィオ
チェルシーはかつての強さの元であるソリッドな守備を取り戻さなければならない。
それはアントニオ・コンテやジョゼ・モウリーニョ政権を見たことがある人ならなおさら思うだろう。
チェルシーのバックラインの問題は経験の少なさだ。
数こそ揃っているものの経験を持つ選手がいないため簡単に崩壊してしまうのだ。
ラツィオに所属する32歳のフランチェスコ・アチェルビはチェルシーの課題を解決してくれる存在だろう。
セリエAで2位につけており、優勝をも狙えるラツィオで非常に重要な役割を担っている。
守備の信頼性はもちろんのこと、ボールコントロールにも特に問題はなくまさに後方から熟練した技を見せてくれるのだ。
チェルシーにとってアチェルビは長期的なオプションにはならないだろう。
しかし、現在のチェルシーに足りないものを補い若い選手たちの成長を大いに助けてくれるはずだ。
応急処置、そして将来の礎を築いてくれるアチェルビは是非獲得をしておきたい。
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