プレミアリーグにおける自信を徐々に失いつつある
アーセナルはエースであるピエール・エメリク・オーバメヤンがなかなか点を決め切れず、チーム全体としても得点数が著しく少なくなってしまっている。
かといってそれほど強固な守備を持っているわけでもないため、彼らは勝ち点を積み重ねる術を持っていないのだ。
彼らはそんな中で自信を徐々に失いつつあり、それは試合の中でも明らかであった。
何としてでも点を取りに行く気概を見せていたサウサンプトンに対し、アーセナルはただただ重要な場所でボールを失いチャンスを決め切れない状況に終始していたのだ。
それでも今回勝ち点1を得たことはわずかでも選手たちに自信を取り戻すきっかけとなるのではないだろうか。
ピッチ上での振る舞いが心配される
前回の試合に続き、アーセナルは再び10人での試合を強いられることとなった。
今シーズンのアーセナルは既にレッドカードでの退場選手が3人となっており、その内訳はニコラ・ペペ、グラニト・ジャカ、そしてガブリエウ・マガリャンイスとなっている。
決して試合の中で悪と言われるような振る舞いを続けているわけではないが、チームの不調は選手のメンタルに決して良い影響を与えてはいないようだ。
さらに言えば、選手たちは自らの言動にもっと責任感を持たなくてはならない。
その場の感情で動いてしまえば、悪くなっているチーム状況へさらに悪手を加えることになるのだから。
監督を中心にそのメンタル面のコントロールはチーム内でしっかりと行う必要はあるのだが・・・。
ミケル・アルテタ監督は続けるのか、それとも解任か
多くのメディアが取り上げている話題であろう。
ミケル・アルテタ監督はこのままチームを率いることができるのか、それとも彼の監督としてのファーストステップはここで終了となるのか。
これまで3連敗と絶不調であったアーセナルはサウサンプトンを相手にドローという結末で試合を終えた。
だが、首の皮が一枚繋がった状態のミケル・アルテタ監督は何ら策を用いていないように見えてしまうのだ。
そうなると出てくるのは悪い噂ばかりであり、チーム内での雰囲気が悪い、特定の選手たちと対立しているなど良い話題は一向に出てくる気配がない。
果たしてこのまま解任することが解決策になるのだろうか。
ペップ・グアルディオラも認めるコーチング能力を脳するアルテタだが、今はただ長いトンネルの中に入っているだけではないだろうか。
コメント