チェルシーからアーセナルに移籍した過去5人の選手
先日、チェルシーを退団しアーセナルに移籍したウィリアン。
近年ではチェルシーからアーセナルへの移籍が増えており、同じロンドン勢にもかかわらず良好な関係を築いている。
そこで今回はチェルシーからアーセナルに移籍をした過去5人の選手を紹介しよう。
ダビド・ルイス
最近の両チーム間の移籍で最も賑わせたのがダビド・ルイスだろう。
チェルシーに移籍後、パリ・サンジェルマンへと活躍の場を移したがその後再びチェルシーへと戻ってきた。
正確なパスを武器に最終ラインからビルドアップを助け、時には1本のパスでチャンスを演出することもある。
アーセナルへ移籍後はお世辞にも順調とは言えない。
指摘され続けていた守備の軽さを露呈しており失点にかかわる回数も少なくないのだ。
しかし、彼のような経験とキャプテンしーを持つ選手は今のアーセナルにとっては貴重であり若手が多く活躍するチーム内で頼りになる存在としてまだしばらくは重宝されるだろう。
ペトル・チェフ
プレミアリーグのクリーンシート記録を持つペトル・チェフ。
チェルシー時代は恐ろしいほどの守備力を持つチームを最終ラインで支えており、イケル・カシージャスやジャンルイジ・ブッフォンとともに世界最高のゴールキーパーとして評価されていた。
そんな経験を持つ彼を獲得できたのはアーセナルにとって幸運だっただろう。
アーセナルでFAカップのトロフィーを獲得しており、全盛期と比べるとショットストップの質は落ちたもののベテランらしい最終ラインのコントロールと持ち前の安定性でチームを支えていた。
最終的に怪我の影響もあり、ベルント・レノにポジションを奪われる形となってしまったが彼の補強は間違いなく近年のアーセナルにとって非常に大きな意味を持つものであっただろう。
ラッサナ・ディアッラ
彼のことを覚えている人は一体どれほどいるのだろうか。
ラッサナ・ディアッラはチェルシーでのプレー後アーセナルへと移籍した選手だ。
チェルシーではポジションを確保しようとしたものの、厚すぎる中盤の牙城を崩すことはできなかった。
それでも彼はチームでFAカップとリーグカップの優勝を経験している。
アーセナル移籍は非常に奇妙なものとなった。
わずか4カ月で退団し、ポーツマスへと入団しているのだ。
さらにその後はレアルマドリーに入団しているなど彼のキャリアは非常に興味深いものであった。
ウィリアム・ギャラス
フランスでのプレー後、プレミアリーグへと移籍したウィリアム・ギャラス。
彼のイングランドでの最初のキャリアはチェルシーであった。
当時はジョン・テリーにも負けないほどのインパクトを見せることもあったギャラスだが、ウィリアム・カルバーリョとの牙城を崩すことができずサイドバックとしての出場が増えていた。
本人はセンターバックとしてプレーをしたい思いが強かったため移籍を熱望しており、200試合以上出場したチェルシーを退団し、アーセナルへと加入した。
しかし、アーセナルではタイトルに恵まれることはなかった。
それでも彼はアーセナルにおけるベストプレーヤーの1人として認識されており、アーセナルを退団後フリーでトッテナムへと移籍したことでさらにインパクトが強まっただろう。
ジョージ・グラハム
ジョージ・グラハムはアーセナルの伝説的な選手の1人だ。
アストンヴィラからチェルシー、そしてチェルシーからアーセナルへと移籍し選手としては7シーズン在籍することになった。
その7年間で彼は308試合に出場し、78ゴールを記録している。
また、引退後はアーセナルを率いる監督としてもリーグカップ優勝やリーグ優勝など素晴らしい記録を残しているのだ。
アーセナルを退団後はマンチェスターユナイテッドやポーツマス、クリスタルパレスなどイングランドのクラブを渡り歩いておりアメリカのカルフォルニア・サーフでスパイクを脱いでいる。
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