チェルシーがタイトル奪還のために補強を考えるべき3つのポジション
ゴールキーパー
先日行われたリバプールVSアトレティコマドリーの試合を見ていたチェルシーファンはこう思ったはずだ。
良いゴールキーパーは確実にチームを高みに導くことができる、と。
アトレティコマドリーのヤン・オブラクはリバプール攻撃陣が放ったほぼすべてのシュートを防ぎ、アトレティコが長年堅守たる理由を自ら示して見せたのだ。
ケパ・アリサバラガは若く、プレミアへの適応も見せていたがミスが目立ってしまった。
もちろん、彼の未来を考慮して史上最高額で獲得したのだろうがチェルシーほどのクラブがこのままでいいのだろうか?
彼らはタイトルを取り続けてきたクラブであり、補強禁止処分で出遅れたとはいえ一刻も早く栄光を取り戻す必要があるはずだ。
たとえディフェンス陣のミスからピンチを招いたとしても難なくそれを退けるようなゴールキーパー、今彼らに必要なのは絶対的な選手なのだ。
センターバック
数は揃っている——–が。
チェルシーのセンターバック陣はアカデミー出身の選手もいるため比較的若い。
しかし、彼らのパフォーマンスにフランク・ランパードはおそらく満足していないだろう。
若手にチャンスを与える監督であるが、何よりも自らが選手時代に取り続けてきた勝利に貪欲なはずだ。
そしてジョゼ・モウリーニョ時代に築いていた歴代最強レベルの守備を目の前でずっと見てきたのだ。
アントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセンのコンビを来シーズン試す可能性が高く、ポテンシャルと実力枠でボーンマスのネイサン・アケを買い戻すかもしれない。
だが、本当に必要なのはイタリアで堅すぎる壁を築き上げているカリドゥ・クリバリのような選手だ。
フィカヨ・トモリやクルト・ズマを切り、新戦力を迎えるという大きな決断を行うことはできるのか。
左サイドバック
長くの間指摘され続けている左サイドバック問題に終止符を打つ時が来たのだろうか。
マルコス・アロンソとエメルソンはフランク・ランパードの要求にこたえることができていない。
マルコス・アロンソは高い精度を誇るキックや得点に絡むことができる武器を持っている。
しかし、最も重要なことは一貫性であり守備面で改善が見られない以上はレギュラーで使うことは難しい。
レスターシティのベン・チルウェルは噂の的になっているが、突出した武器を1つ持っているよりは圧倒的な一貫性を持ち、世界でもベストと言われているような選手を獲得しなければならない。
右サイドにベテランであるセサル・アスピリクエタや新星リース・ジェームスらがいるならなおさらだ。
ポルトのアレックス・テレスも代替案として考えられているが非常に面白いオプションになるだろう。
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