チェルシーがベン・チルウェル獲得に向かうべき理由3つ
1.プレミアリーグでの実力の証明
ベン・チルウェルは確かに数年前に多くのクラブからの関心を集めていた。
しかし、まさかここまで大きく成長している事実に驚いている人も多いだろう。
彼の持つ技術はレスターシティが現在3位に位置していることに大きく関係しており、今シーズンも既に3ゴール9アシストを記録するなどしっかり数字での結果も残している。
年齢も23歳でありここからさらに素晴らしい選手になる可能性を秘めている。
チェルシーにとっては非常にリスクが低い投資であり、チルウェル自身もチームを自らのクオリティで納得させることができるはずだ。
2.チェルシーの現在の左サイドバックが不十分
不十分、と言っても数ではない。
エメルソンとマルコス・アロンソはそれぞれ大きな特徴を持っているものの、継続性がなくフランク・ランパードの信頼を得ることができていない。
チームの若返りも可能と考えたのか、セサル・アスピリクエタを左に移し右には若いリース・ジェームスを起用しているのだ。
しかし、いつまで経ってもベテランに頼っていられないのが現状だ。
誰が見てもハッキリとわかるアップグレードを果たすためにはレスターシティの俊英の力が必要のはずであり、もしかするとフランク・ランパードを失望させている2人も現状を脱却するきっかけになるかもしれない。
3.フランク・ランパード率いるチェルシーのスタイル
フランク・ランパードが就任してからのチェルシーは非常にわかりやすい道を示している。
攻撃を好むこのレジェンドはサイドバックを活用し、ポゼッションをベースとするサッカーを展開しようとしているのだ。
サイドバックの重要性は年々増しており、ランパード自身も自らの目指すサッカーの実現のためにはパワフルで賢く、そして圧倒的な技術を持った選手が必要である。
ベン・チルウェルはまさに理想的な選手であり、チームのスタイルにも淀むことなく馴染むだろう。
ウィンガーと連携を組み、スペースを作りながら常に得点の機会を生み出すことができる。
それだけでなく自身のポジションの理解が深く、守備を効率よく行えるのだ。
チルウェル自身はレスターシティでやってきたスタイルを必要がないため、移籍交渉の際に有利な条件となるだろう。
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