チェルシーでプレーした3人のマンチェスターユナイテッドアカデミー出身者
マーク・ヒューズ
ストークシティを戦う集団に仕立て上げたイングランドらしさが光るマーク・ヒューズ。
ウェールズ出身のヒューズはマンチェスターユナイテッドの下部組織を出ており、年間最優秀若手賞も獲得した経験がある。
その後、バルセロナやバイエルンといったクラブを経てチェルシーに加入。
ジャンフランコ・ゾラと強烈な関係を築き上げ、FAカップなどで優勝を経験している。
だが、やはり彼は監督時代のほうがキャラクターが強いのではないだろうか。
ストークシティで長く監督を務めたのち、サウサンプトンで指揮をとることになったがチームの成績が伸びることがなく早々に解任となってしまっている。
マーク・ボスニッチ
オーストラリア出身のマーク・ボスニッチもまたマンチェスターユナイテッドのアカデミーを出ている。
一度生まれ故郷であり、ユース時代を過ごしたシドニーのチームであるシドニーユナイテッドに加入するがその後再びマンチェスターユナイテッドに戻っている。
あのピーター・シュマイケルの代役としてファーストチョイスとなったこともある。
チェルシーに加入後は怪我の影響もあり、満足にプレーすることは叶わなかった。
さらにドーピング検査に引っかかるなど散々な目に遭っており、最終的には解雇処分となった。
その後故郷のシドニーユナイテッドで引退をしている。
ダニー・ドリンクウォーター
彼のチェルシー移籍は失敗という言葉以外で表すことはできない。
マンチェスターユナイテッドのアカデミーを出た彼はレスターシティで「奇跡の優勝」を果たした。
その後、レスターシティは監督、選手ともに年々レベルを上げており今では新たなビッグ6にならんとしている。
一方でエンゴロ・カンテの相方としてプレーしていたドリンクウォーターはレスターシティを離れたあとにクラブで喧嘩騒ぎの末に怪我をし、飲酒運転でクラブからの信用を失うなどしている。
カンテとはチェルシーで再び同僚となったが、不可欠な選手と称されたカンテと違い出場機会に恵まれることはなかった。
非常に勿体なく、キャリアを台無しにしてしまった彼の決断は愚かであったとしか言いようがないだろう。
コメント