トーマス・パーティ獲得が困難なアーセナル、代役として狙うべき5人の選手
アーセナルへの移籍が噂されているアトレティコマドリー所属のトーマス・パーティ。
しかし、そのあまりにも高いリリース条項はとてもアーセナルに支払えるものではないのだ。
そこで今回はアーセナルがトーマス・パーティの代わりに狙うべき5人の代役を紹介しよう。
マルク・ロカ
エスパニョールに所属するマルク・ロカは今シーズン、最も”発掘”された選手だろう。
彼ほどのインパクトを残した選手はそう多くはいない。
エヴァートンやミランまでもが獲得候補としていると言われているロカはアーセナルが狙うターゲットの1人だ。
今シーズンは25試合に出場しており、1試合平均2.4回のタックルと80%を超えるパス成功率を記録するなど攻守において活躍できる掘り出し物として注目されているのだ。
リリース条項は£35mとパーティに比べると安いものの、決して安価とは言えない額だ。
既にラリーガでは存在感をあらわしており、ポテンシャルも見込んで獲得することは長期的に見て成功する可能性は高いが果たしてその額を支払うだけの決定打を見つけているのだろうか。
パペ・ゲイェ
フランスのル・アーヴルに所属するパペ・ゲイェ。
数年前より多くのクラブが注目していたとされている逸材であり、現在はフランスリーグの2部で活躍をしている。
ゲイェの契約は来年までとなっており、そのためか彼の獲得に必要なコストはわずか£5mと言われている。
非常に強いフィジカルとハードワークするだけの精神力を持っており、試合ごとに学びを重ねているのも彼が高く評価されている理由の1つだ。
ミケル・アルテタの下で指導を受けるならば彼はトーマス・パーティをも凌ぐ非常に強力な選手としてアーセナルにとって欠かせない戦力に化ける可能性がある。
マシュー・ロングスタッフ
ニューキャッスルユナイテッドに所属する20歳のマシュー・ロングスタッフ。
今シーズンはマンチェスターユナイテッド相手にトップチームデビューを果たし、なんとゴールまで決めるという鮮烈なデビューとなった。
結果的にここまで3ゴールを記録しており、パスの本数もかなり多くポゼッションスタイルに合う選手とされている。
そんなロングスタッフはニューキャッスルユナイテッドとの契約は今夏限りで終える予定であり、このままではフリーでの退団となる。
20歳という年齢、移籍金がかからないという点ではアーセナルにとって魅力的であり長期的なオプションとして貴重な存在となる。
しかし、ニューキャッスルユナイテッドのスティーブ・ブルースはロングスタッフは未だに一貫性に欠けていることを指摘しておりそこが獲得における重要なポイントとなるだろう。
ただ、若手を多くそろえているアーセナルならばいい環境で成長できる可能性は高い。
ウィリアム・カルヴァーリョ
強烈なフィジカル、そして繊細な足元のテクニックを持つことから以前よりビッグクラブが獲得を狙っていたとされているウィリアム・カルヴァーリョ。
現在はレアルベティスでプレーをしており、ビルドアップで貢献できるほかカウンターの危機も見事に止めるなど中盤でマルチな活躍を見せている。
28歳と全盛期を迎えるカルヴァ-りょはまさに現在アーセナルが欲している能力をすべて兼ね備えている魅力的な選手だ。
パーティの代わりというのであれば彼ほど適した人材は他にいないはずだ。
デニス・ザッカリア
逸材を生み出し続けているボルシア・メンヒェングラートバッハに所属するデニス・ザッカリアは現在ブンデスリーガで最も熱い選手の1人だ。
23歳のザッカリアは非常に一貫性のある選手であり、今シーズンは平均7.15のレーティングを受けてなど凄まじい能力を持っている。
インテリジェンスと経験を持ち、体格もプレミアリーグに十分適応できるだけのものとなっている。
1試合平均2.1回のタックルと1.6回のインターセプト、攻撃面では86%のパス成功率を記録するなど攻守において今ではボルシアMGで欠かすことのできない選手となっている。
そのため獲得にはかなり困難な道を行かねばならないが、契約が2022年までということを考慮すれば個人での交渉次第で大きく動き出す可能性がある。
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