プレシーズンマッチでアーセナルが示した3つのこと
まもなくプレミアリーグの開幕も近づいており、既にプレシーズンマッチをスタートしているクラブも出てきている。
今回は数百億円もの金額を移籍市場で使い、新たな新戦力を加えたアーセナルに注目したい。
先日アーセナルはMLSオールスターを相手に5-0の大勝を収めており、そこで分かった3つの事についてご紹介しよう。
新戦力のデビュー
まずは何といっても新戦力のデビューだろう。
注目選手であるカイ・ハヴァーツやデクラン・ライスは無事に試合に出場しており、怪我もなく終えている。
ハヴァーツはスキルチャレンジの際になかなかボールコントロールがうまくいかず、一部から批判をされてしまっていたが試合では見事にゴールを決めており、そのクオリティを証明している。
プレミアリーグの開幕まではまだ時間があり、ミケル・アルテタ監督も特に新戦力たちのフィットネスの具合をかなり慎重にマネジメントしているはずだ。
最高のメンバーたちを最高の状態で送り出すべく、今回のプレシーズンマッチは非常に良い滑り出しとなった。
ブカヨ・サカとベン・ホワイトの連携
アーセナルファンであれば2021年シーズンのニューキャッスルユナイテッド戦、富安とガブリエル・マルティネッリの連携が生んだゴールを覚えているだろう。
あのゴールに似たような連携を続々と生み出していく期待を抱かせたのがブカヨ・サカとベン・ホワイトの関係性の良さだ。
サカの個人技については今更言うことは何もないが、ホワイトの攻撃面での違いを生むアイディアが今後サカを大いにサポートしていくことが想像できる。
シーズン終了後に最も優れたサイドのコンビと評価されても何ら疑問は抱かないだろう。
トロサールの怪我
3つ目はあまり嬉しいことではない。
このMLSでの試合にレアンドロ・トロサールが出場したのは少し驚きだった。
先日のニュルンベルクでの試合の際に少し問題を抱えており、大事を取って今回の試合への出場はないと思われていた。
そして結果的に出場し、負傷して交代する形となってしまった。
出場すれば違いを生み出すことができ、アーセナルの貴重な攻撃の柱になることもあるトロサールだが、負傷が癖になる前にしっかりとマネジメントをするべきである。
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