プレミアリーグ、最も両足が使える選手ベスト5
プレミアリーグには豪快なだけではなく、非常に器用な選手も多い。
特に最近では両足を謙遜なく使える選手が増えてきており、プレミア以外のリーグでも重宝されている。
そこで今回は「Sportkeeda」より、両足が最も上手い選手ベスト5を紹介しよう。
ユーリ・ティーレマンス
2019年の1月にレスターシティにやってきてからこの男の評価はうなぎのぼりだ。
ユーリ・ティーレマンスは母国のベルギーでも最も将来を嘱望されている選手の1人であり、その期待通りに成長を続けている。
多くの人はティーレマンスをフランク・ランパードと比較している。
そのビジョンとロングパスの精度、そしてボックス内外から正確なシュートを撃ちこむことで得点に繋げる積極性はまさにランパードの特徴と酷似している。
レスターシティはアの優勝シーズンからさらに力をつけ徐々にリーグで居場所を確立している。
今シーズンもティーレマンスの両足から繰り出される美しい軌道のボールを見届けてみよう。
リシャルリソン
ブラジル人らしいプレーでエヴァートンの中心選手となっているリシャルリソン。
多くのポジションをこなすことができ、決してシーズン20得点を約束する選手ではないが攻撃に厚みを増し、時にはプレーメーカーとしてチャンスメイクにも関わることのできる選手だ。
そんな彼も両足使いの選手だ。
ワトフォードとエヴァートンでこれまでプレミアリーグで32ゴールを決めているが、そのうち11ゴールが左足からのゴールなのだ。
今シーズン非常に楽しみなのはエヴァートンにハメス・ロドリゲスが加入したことだ。
ドミニク・キャルバート・ルーウィンがストライカーとして本格的に覚醒しており、ハメスがすぐにフィットしたことにより攻撃陣がかつてないほど活性化するとみられている。
その中で重要な役割を果たすだろうリシャルリソは目が離せない存在となるだろう。
ディオゴ・ジョッタ
リバプールへ加入後、凄まじいスピードでフィットし今やあの強力なスリートップを脅かす存在となっているのがディオゴ・ジョッタだ。
器用であり、多くの仕事をこなすことができるジョッタはストライカーとしての才能をも開花させようとしている。
スピードもあり、戦術理解の深さもあるためどのクラブでも活躍できる選手だろう。
イングランドでは4年目のシーズンとなるが、ここまで順調に成長している選手も珍しいのではないだろうか。
彼の両足の器用さはもちろんのこと、今後のリバプールにおける活躍を見てみよう。
メイソン・グリーンウッド
マンチェスターユナイテッドでアントニー・マルシャル。マーカス・ラッシュフォードとともに攻撃陣を形成するメンバーの1人、メイソン・グリーンウッド。
ラッシュフォードと同じくマンチェスターユナイテッドのアカデミー出身の選手であり、オレ・グンナー・スールシャールが起用し始めてから一気にその才能を開花させている。
既にクラブの未来として期待されており、試合出場数も増加している。
また、ヨーロッパの大会における得点数も伸ばしており、多くの舞台で活躍が可能な選手と言うことを自ら証明している。
シュートの正確さが売りであり、中でも両足を使えることは守備陣にとっては悪夢のようだろう。
まだ10代であるグリーンウッドにはそれほど大きな期待を背負わせてはならない。
彼の成長を阻害することなく、クラブのアイコンとなる選手になれるように見届ける必要がある。
ケヴィン・デブライネ
この男がランキングに入っていることに誰も文句は言わないだろう。
プレミアリーグ最強のプレーメーカーとして君臨しており、アシストマシンとしても成長を続けているケヴィン・デブライネだ。
彼のクロスの正確さは言うまでもないことだが、それが両足でもできるとなると相手にとっては対応のしようがなくなってしまう。
これほどまでに強力な選手を逃したことはチェルシーにとっては今も後悔しきれないほどの想いだろう。
また、彼の両足使いのルーツとして、幼いころに右足で蹴ったボールが近所の家の窓を割り、その家主から右足を使うことを禁止されたことなのだという。
これまでマンチェスターシティの攻撃陣を支えていたダビド・シルバが退団したことにより、デブライネにかかる期待はさらに大きくなるだろう。
それでもその期待を大きく超える活躍をしてくるのがこの男である。
今シーズンのアシスト数に是非注目してほしい。
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