ペップを満足させろ!マンチェスターシティが狙うべき5人のセンターバック
ペップ・グアルディオラはマンチェスターシティにやってきて以来、プレミアリーグ2連覇をはじめ多くのトロフィーをチームに対してもたらしてきた。
しかし、最近の彼を悩ませているのは数百億を費やして補強した守備陣なのだ。
とにかく満足のいくセンターバックが少なく、守備の強度が低いことは明らかな弱みとなっている。
そこで今回は「Sportkeeda」より、ペップを満足させるためのセンターバック5人を紹介しよう。
ダビド・アラバ
リロイ・サネのバイエルン移籍が濃厚となり、マンチェスターシティの関係者は顔を曇らせているだろう。
しかし、それと同時に大きなチャンスを迎えることになる。
それはバイエルンに所属するダビド・アラバの獲得だ。
彼ほど器用で多くのポジションをこなすことができる選手は世界を見てもそうはいないだろう。
これまで中盤や左サイドバックでプレーをしており、今はセンターバックでプレーをしているアラバ。
持ち前のビジョンと足元の上手さで後方から攻撃を支援し、スピードとスタミナも擁しておりそのうえ守備まで高レベルな領域に達している。
元々後方からの繋ぎでゴールまで目指すペップのサッカーにおいて最も必要としている選手なのだ。
左利きのセンターバックとしてはエメリク・ラポルテもいるため、層の薄い左サイドバックもこなせるアラバの獲得はマンチェスターシティにとって近年最大の戦力となる可能性が高い。
問題は資金とされていたが、サネの移籍が濃厚ということはアラバをその契約に含めることもできるはずだ。
ルベン・ディアス
ポルトガルで高い評価を受け続けているルベン・ディアス。
バルセロナやマンチェスターユナイテッドらが狙う逸材とされているが彼は数少ない実力のある若きディフェンスリーダーだ。
ディアスはベンフィカに所属しているが、近年ベンフィカからはエデルソンやラウール・ヒメネス、ジョアン・フェリックスなど有望な選手が移籍しており適切な金額さえ支払えば彼らは放出を認めてくれるだろう。
最も優れている点は何といってもリーダーシップと確かな守備力だ。
非常に効果的に相手の攻撃をシャットダウンし、とりわけそのタックルとインターセプトは正確性と読みに長けているからこそできる芸当である。
マンチェスターシティで信頼できるセンターバックであるエメリク・ラポルテの正当な相方になれる存在であり、今後数年間を支えてくれるベストパートナーとして世界に名をとどろかせることになるだろう。
チャグラル・ソユンク
プレミアリーグを見ているものなら誰しもがチャグラル・ソユンクの凄さを理解しているだろう。
非常に激しいプレースタイルのプレミアリーグにおいて、ボールを扱いをまったく苦にしておらず守備となれば持ち前のスピードとタックルで確実に攻撃の芽を摘み取っていく。
レスターシティではジェイミー・ヴァーディやジェームズ・マディソンらに注目が集まりがちだが、彼らが優れているのはリバプールに次ぐリーグ2番目の守備だ。
その壁のように厚い守備を支えている1人がソユンクだ。
ジョニー・エヴァンスの相方として非常に良い関係を見せており、24歳とは思えないほどの落ち着きも持っている。
マンチェスターシティからするとリーグへの適応も必要なく、チームへのフィットが大きく見込めるソユンクは魅力的な選手だろう。
カリドゥ・クリバリ
この選手に関しては言うことは何もないだろう。
ナポリで絶対的な選手となっているカリドゥ・クリバリはまるでフィルジル・ファンダイクと同じような効果をチームに与えてくれるに違いない。
中盤でのプレー経験を持っているためパスの正確性に自信を持っており、それ以上に驚くのが守備の堅さだ。
スピード勝負や高さ勝負にも対応し、フィジカルも強いため彼を突破することは至難の業と言っても過言ではない。
マンチェスターシティでは絶対的な選手として攻守を支えるキーマンとなるはずだ。
また、正確なボールを蹴ることができるケヴィン・デブライネらがいることでセットプレーからの得点も増えるだろう。
問題となるのは値段だが、ただでさえ欧州大会から追放処分を受けているため簡単にナポリが求める額を出すことはできないだろう。
ミラン・シュクリニアル
インテルで頭角を現し、今では世界でもトップクラスのセンターバックと言われているミラン・シュクリニアル。
非常に現代的なセンターバックであり、空中戦への強さやパスの正確性、さらには多くの戦術に対応できる理解力など25歳とは思えない能力の高さを持っている。
マンチェスターシティが理想とするのはワールドクラスとしてエメリク・ラポルテの相方と慣れる存在だ。
シュクリニアルは右利きであり、ペップの複雑な戦術にも対応できると思われるため非常に質の高いパートナーシップを築き上げることができるはずである。
また、スピードはそこまで速くないのだがそれを完全に保管するクレバーさを持ち合わせている。
すべてにおいてハイレベルな能力を持つシュクリニアルは2023年までインテルと契約を結んでおり、獲得は困難だと思われる。
それでもなおシュクリニアルの意向次第で状況は変わる可能性があり、ペップが直接話をしにいくことも十分に考えられるだろう。
コメント