ポール・ポグバが辿り着く行き場候補3チーム
ユベントス
再び古巣に戻ることになるのがこの選択肢だ。
マンチェスターユナイテッドからかつてフリーで移籍をしてきたポール・ポグバは本当に素晴らしいプレーヤーであった。
アンドレア・ピルロとアルトゥーロ・ビダルの2人とスリーセンターでプレーしており、攻守において穴のない選手であり、ゆくゆくはバロンドールも獲得できるのではと言われていた。
マンチェスターユナイテッドが買い戻しをしてからは相変わらず高いクオリティのプレーを見せてくれていたがユベントス時代よりもそれは数段落ちている。
現在のユベントスは当時と比べ大きく変わっており、クリスティアーノ・ロナウドとパウロ・ディバラが攻撃の核となり中盤ではロドリゴ・ベンタンクールやフレーズ・マテュイディ、アドリアン・ラビオなど人材が豊富にそろっている。
ロナウドとの共演を楽しみにしている人も多いが、ポグバを獲得するとなれば上記に挙げたミッドフィルダーを多数放出する必要があるだろう。
それが正しい判断なのか、おそらく100億円前後はするだろうポグバの買い戻しを行うかは微妙なラインだと思われる。
パリ・サンジェルマン
フランス人であるポール・ポグバを最も欲しているのはおそらく自国のクラブだろう。
パリ・サンジェルマンは国内でこそ大きな力を保ちトロフィーを獲得し続けているが課題であるチャンピオンズリーグではまったく結果を出すことができていない。
リーグの競争力が問題と言われてはいるが今すぐに解決できるものでもない。
現在のパリ・サンジェルマンにはネームバリューのある選手が揃っており、特に前線は非常に豪華だ。
ポグバはボックストゥボックスの選手としてマルコ・ヴェラッティ、イドリッサ・グィエらと組むと非常にバランスに優れた中盤ができあがるはずだ。
ゴールキーパーにはベテランのケイラー・ナバスを補強し、徐々にチャンピオンズリーグを制覇するためのスカッドを作り上げポグバで最後のピースを埋めるのではないだろうか。
オイルマネーで潤っている彼らにとってポグバの移籍金は問題ではないはずであり、本人の意思さえあれば来夏には自国でプレーしているポグバを見れるはずだ。
レアルマドリー
フランス人であり、フランスのみならず世界的なスターであるジネディーヌ・ジダンが監督を務めるレアルマドリーとは相思相愛だと長くの間伝えられてきた。
マンチェスターユナイテッドが£150mという値段を譲らないため交渉が難航していたのだ。
ポグバがいればジダンが普段使っている4-3-3-や4-4-2などのシステムにもフィットするはずであり、戦術の幅もより広がるとみられる。
しかし、マドリーにとってうれしい誤算があったのだ。
それがフェデリコ・バルベルデの台頭だ。
トニ・クロースやルカ・モドリッチに劣らぬパフォーマンスを見せるバルベルデは一気にマドリーのスタメンの座を奪って見せたのだ。
そうなれば£150mを出してまでポグバを獲得する理由がなくなってきたのだ。
さらにマルティン・ウーデゴールがレアルソシエダで成長していることから来夏はマドリーでプレーする可能性が高くなっている。
しかし、ジダンはあくまでポグバを欲しがっているためユナイテッド側の値段の下げ具合によっては獲得に向かうかもしれない。
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