モウリーニョの力が発揮なるか・・・来シーズンに向けトッテナムが狙うべき5人
マックス・アーロンズ
トッテナムが課題としているのがキーラン・トリッピアーなきあとの右サイドバックだ。
現状でスタメンレベルと言える選手はおらず、実力者を補強しなければならない。
そこで候補として挙がるのがノリッジシティのマックス・アーロンズだ。
アーロンズは右サイドバックとして非常に攻撃的な選手として世界的に評価をされ始めている。
守備においてスペシャリストであるモウリーニョの下であればアーロンズはさらにサイドバックとして完成された選手へと近づくことができる。
アーロンズは現時点でもチームに大きなものをもたらすが、それ以上に将来への投資という意味で非常に楽しみな選手だ。
若く、才能があり出場機会を与えられるほどの実力を既に持っている選手は今のトッテナムにとって必要不可欠な選手だ。
チアゴ・シウバ
トッテナムにはトビー・アルデルヴァイレルトとダビンソン・サンチェスがいるが、ベルギー代表でアルデルヴァイレルトとともに大きな経験を持つヤン・フェルトンゲンは今夏限りで退団となってしまう。
彼らに必要なのは明らかにベテランの力だ。
アカデミーの選手は何人かトップチームでプレーをしているが、彼らをまとめあげピッチ上でイレギュラーが起こった際に全体を落ち着かせることのできる存在が必要なのだ。
チアゴ・シウバはそんな問題をすべて解決してくれる存在だ。
フランス王者であるパリ・サンジェルマンで、そしてブラジル代表でキャプテンシーを発揮してきた彼は未だに能力も高く後方からの指示やチームをまとめる力も絶大だ。
百戦錬磨のモウリーニョもおそらくチアゴ・シウバに対しては最大の信頼を置くことになるだろう。
クルト・ズマ
チェルシーのアカデミー出身であり、現在はトップチームで試合に出ているクルト・ズマ。
ズマは現在所属しているトッテナムのセンターバック陣と非常にスタッツが似ており、チームにフィットする可能性が高いと言われている。
その中でもベテランであるヤン・フェルトンゲンが退団するため、その穴埋めという意味と長期的なオプションという意味でズマは魅力的だろう。
ただ問題はチェルシーの選手ということだ。
2023年まで契約を残すズマは移籍金を出せばフランク・ランパードは放出を許可する可能性がある。
しかし、ライバルであるトッテナムにそう簡単に売却するとは思えないのだ。
この移籍が実現すれば多くの者を驚かせるだろう。
ピエール・エミール・ホイビュルク
サウサンプトンに所属するピエール・エミール・ホイビュルク。
これまで中盤の補強を行ってきたトッテナムだがタンギ・エンドンベレはなかなかフィットせず、モウリーニョが直接苦言を呈すことも。
ジオバニ・ロチェルソは要所要所でポテンシャルを見せるが絶対的な選手ではない。
そこで候補として挙がったのがホイビュルクなのだ。
中盤には数こそ足りているものの、まだ若く今後の成長に大きな期待を持つことができる彼は是非確保しておきたい選手なのだ。
ホイビュルクの強みはその万能性だ。
守備的ミッドフィルダーとして動くこともできれば攻撃的ミッドフィルダーでゴールに絡むこともできる。
緊急時には左サイドバックも務めるほどだ。
エンドンベレのことを思えば安く獲得をできるはずだが、それでも選手とキャッシュを混ぜたオファーでないと厳しいはずでありサウサンプトンと需要を合わせる必要がある。
ジョシュア・キング
トッテナムは新たなストライカーを獲得することに失敗してしまった。
その結果、怪我でハリー・ケインが離脱したとたんに得点が取れなくなってきてしまったのだ。
ケイン1人に依存することはチームのことを考えると良いことではなく、もう1人信頼できるストライカーが必要となってくる。
ボーンマスのジョシュア・キングはこれまでプレミアリーグでコンスタントに結果を残しており、カラム・ウィルソンと良い連携も見せている。
彼がこれからケインの隣でウィルソンと同じような連携を見せてくれると考えるとわくわくするのではないだろうか。
活かし、活かされることを得意とするキングはトッテナムの攻撃陣に新たなオプションを与え来シーズン以降の戦い方の幅を広げてくれる。
ボーンマスは現在降格圏に沈んでおり、このまま降格が決定してしまうと移籍は免れないだろう。
その際、多くのライバルを出し抜きいち早くキングとの契約を締結できるか否かがトッテナムにとっての大きな課題となるだろう。
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