リバプール、攻撃の要であるフィルミーノに代わる5人の選手
リバプールの攻撃の要と言っても過言ではないロベルト・フィルミーノ。
偽9番として特殊な役割を担っており、ユルゲン・クロップも絶大な信頼を寄せている。
しかし、あまりにもプレースタイルが複雑なあまり彼の代わりがいない状況なのだ。
仮にフィルミーノが怪我で離脱するとリバプールは勝ち点を落とす可能性が高くなる。
そこで今回はそんなフィルミーノに代わることのできる5人の選手を紹介しよう。
南野拓実
電撃加入となった南野拓実。
£7.5mというバーゲンセールで獲得された選手であり、プレースタイルがフィルミーノと似ていることから期待されていたものの今シーズンは残念ながら結果を残すことはできなかった。
しかし、欧州での評価は高くモハメド・サラーとサディオ・マネを最大限生かすためにスペースを空ける動きも既にザルツブルクで習得済みだ。
リーグへの慣れと自信さえあればリバプールは新たな選手を獲得せずともフィルミーノの代役を確保できるはずだ。
フェデリコ・キエーザ
イタリアの至宝であるフェデリコ・キエーザは前線のすべてでプレーが可能な選手だが、本人はセンターフォワードとしてのプレーを好んでいる。
ボールを扱う技術はもちろん、センターでフィルミーノと似た役割を担えるだけのスキルを持っている。
だが、フィルミーノと同等の創造性をもたらせるのかと聞かれると微妙なところだが彼はまだ22歳なのだ。
長期的な代役としてみるのであれば彼の獲得は数年後のリバプールにとって非常に多くの意味を持つものになるだろう。
ドゥバン・サパタ
一見するとドゥバン・サパタはフィルミーノと非なる存在に思えるだろう。
アタランタの欧州最強ともいえる攻撃を支える1人であり、フィジカルやその決定力はプレミアリーグでも十分に通用するだろうと思わせる。
しかし、アタランタのカウンターを破壊する戦術に適応してきたサパタであればリバプールにおける新たな戦い方にすぐにでも対応することはできるはずだ。
リーグ戦では18ゴールを記録するサパタはより得点力を前線にプラスし、29歳という年齢のネックさをなくしてくれるだろう。
マーカス・テュラム
あのリリアン・テュラムの息子であるマーカス・テュラム。
ボルシアMGに所属しており、前線のポジションであればどこでもこなせるなど非常に器用な選手だ。
左へと流れ、カットインからのシュートを得意としているが両翼の2人との関係構築も比較的容易にできるはずだ。
また、豊かなスピードとカウンターを得意とするプレースタイルはプレミアリーグにもすぐに適応できるだろう。
さらには得点力も併せ持っているため、今後長期的にみると彼は攻撃における重要なピースになることができるのだ。
パウロ・ディバラ
ユベントスで天才っぷりを見せつけているパウロ・ディバラ。
彼の得点力や創造性は見るものすべてを魅了しており、狭いスペースにおけるボールの扱いも一級品だ。
フィルミーノは今シーズンリーグで9ゴールとそこまで得点は多くない。
むしろ彼の仕事は得点することではなく両翼や中盤の選手をいかに活かせるかなのだ。
そう考えるとディバラは中盤に降りてゲームを作ることもできれば前線で天才的なパスを通してチャンスを演出することもできる。
完璧で理想的なフィルミーノの代役と言えるのだ。
昨シーズン、マンチェスターユナイテッドやトッテナムへの移籍が近いと言われており、本人もプレミアリーグでの挑戦はしたいと考えているはずだ。
移籍金が心配となるがリバプールであれば十分に獲得可能だろう。
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