リバプールがプレミアリーグ史上最も偉大なクラブになるために必要な4つの事
チャンピオンズリーグで史上6度目の優勝を果たし、今シーズンは悲願となるプレミアリーグ優勝に近づいているリバプール。
様々な方面から今シーズンのリバプールはどのクラブよりも偉大だという声が聞こえてくる。
それも仕方がないだろう。
多くの強豪がひしめくプレミアリーグで未だに無敗を誇ったままなのだ。
では、名実ともに彼らがリーグ史上最も偉大なチームになるためには何が必要なのだろうか。
そこで今回はSportkeedaよりリバプールがプレミアリーグ史上最も偉大なクラブになるために必要な4つの事を紹介しよう。
1.史上最多勝ち点を獲得する
これまでのプレミアリーグにおける史上最多勝ち点はマンチェスターシティが打ち立てた100だ。
偉大なキャプテンであったヴァンサン・コンパニ率いるチームはまさに最強であり、どこにも弱点など見当たらなかった。
マンチェスターシティの強さ、そしてペップ・グアルディオラの素晴らしさが前面に出たシーズンであった。
しかし、今のリバプールはそんな勝ち点100を遥かに超えるペースで勝ち点を積み重ねているのだ。
27試合を終えて26勝1分けは異常な数字だ。
これから黄金期を迎えるであろうチームのはじまりとなる印になるだろうか。
2.”インビンシブルズ”の仲間入りを果たす
イングランドのクラブで無敗優勝を果たしたのかどこのクラブか。
おそらくサッカーファンの多くが知っているだろう、答えはアーセナルだ。
今のリバプールはそんなアーセナルが成し遂げた無敗優勝、そして歴代最長無敗記録を追い抜きそうな勢いなのだ。
無敗で優勝することがどれほど難しいものなのか、それは世界中のリーグを見れいればわかることだろう。
アーセナルが達成した2003/2004シーズン以来、16年ぶりとなる無敗優勝でリバプールの偉大さは一気に向上することだろう。
だが、最長無敗記録を更新するには最大の壁が待っている。
大きく勝ち点を離されてはいるものの絶大な戦力を擁するマンチェスターシティだ。
皮肉にもマンチェスターシティ戦が記録更新の分け目なのだ。
最多勝ち点のみならずマンチェスターシティを打ち破ることによってリバプールは価値を高めることはできるのか。
3.トレブルを達成する
トレブルという言葉を聞いたことがあるだろうか。
1シーズンで国内リーグ戦、国内カップ戦、そしてヨーロッパのカップ戦のタイトルを獲得することである。
もちろんそう簡単に達成できる目標ではなく、まさに真の偉大なクラブのみが得ることができる称号だ。
イングランドで初めてトレブルを達成したのは1998年にサー・アレックス・ファーガソンが率いたマンチェスターユナイテッドだ。
他にもトレブルを達成したのはあのスペインの名門、バルセロナやユップ・ハインケス率いるバイエルンなど特別なチームばかりだ。
ハインケスやファーガソンらは未だに歴史上最も偉大な監督の1人として多くの人間に認識されており、リバプールが達成すればユルゲン・クロップも彼らの仲間入りを果たすこととなる。
今シーズンはリーグ戦は優勝が濃厚だが、チャンピオンズリーグはラウンド16をアトレティコマドリートと戦っており、ファーストレグをアウェイメトロポリタンを0-1で落とし、セカンドレグをホームで迎えるという緊張の瞬間を迎える。
FAカップも次戦はチェルシーと全く油断できる相手ではない。
4.プレミアリーグの支配を続ける
はっきり言ってこれほどまでに勝ち点を積み上げ、独走している状態は「支配」と言っても過言ではないだろう。
しかし、本当に偉大なチームはそれを当たり前のようにやってのけた。
サー・アレックス・ファーガソン率いるマンチェスターユナイテッドは長くの間リーグタイトルを独占しており、何者も寄せ付けぬ強さを誇っていたのだ。
所謂継続性はクラブの利益や価値など総合的に考えて最も重要なことであり、継続して強さを保ってこそ最強と呼べるのではないだろうか。
彼らはまさに自分たちで歴史を作ってきたのだ。
ユルゲン・クロップ率いる今のリバプールには十分新たな歴史を作るだけの力を持ち、クラブ全体で若い力の成長に力を入れるなど次の世代のこともしっかりと考えている。
攻守にわたって素晴らしいサッカーを見せる今のチームをより長く、そして上記に挙げた3つの目標を達成することでリバプールは史上最も偉大なチームへと登り詰めることができる。
今は純粋に彼らがどこまで突き進むことができるのかを注目したいだろう。
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