リバプールが狙うフランス人アタッカー、アミーヌ・グイリとは何者なのか

リバプールの獲得リストに入っていると一部メディアが報じているフランス人アタッカーのアミーヌ・グイリ。
ニースに所属する選手だが、昨シーズンはクリストフ・ガルティエの指導の元、見事に優勝を果たしたチームで重要な役割を果たしていた。
キリアン・ムバッペの代役としてリバプールが興味を示していると言われているが、本日はそんなグイリについて「Sportmole」より、解説しよう。
バックグラウンド
優秀な選手を輩出することで有名なあのリヨンアカデミー出身の選手であり、リヨンBに所属をしていた。
しかし、彼の才能はリヨンBに留まるものではなく、あっという間にシニアチームでのデビューを飾った。
このデビューは18歳を迎える前のことであったが、それと同時にヨーロッパリーグのアタランタ戦にも出場し欧州カップ戦デビューも果たしている。
その後もリヨンで出場を積んでいたグイリだが、結局トップチームでは得点とアシストを記録することはできず、2020年にニースへ移籍となった。

直近の活躍
ニースに加入したグイリは結局34試合に出場し、12ゴール7アシストという好成績を残した。
彼の実力が本物と言われるのは決してリーグ戦のみで成績を残しているわけではなく、ヨーロッパリーグにおいてもグループリーグで合計4得点を記録しているところにある。
フィニッシュの精度はもちろん、クロス、周りと合わせるセンス、アタッカーにとって理想的な要素を併せ持つグイリは今後本格的にその才能を開花させることを期待されている。
ニースが再び優勝を狙うためには必要不可欠な選手であり、今シーズンの活躍次第ではリバプール以外のクラブからも大金を持って興味を示されるようになるだろう。

代表での活躍
U-17のフランス代表として欧州選手権に出場していたグイリだが、彼はこの大会で合計7得点を記録し、見事得点王に輝いた。
この大会での活躍はニュースに大きく取り上げられ、フィル・フォーデンやジェイドン・サンチョらとともにゆくゆくは世界最高峰の選手となると大きな期待を寄せられていた。
また、U-17のワールドカップにも出場しており、5得点を記録。
U-19の欧州選手権でも2得点を記録しており代表における彼の得点力はクラブ以上に目を見張るものがあると言えるだろう。

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