ヴェルナーを逃したリバプール、今夏に狙うその代替案5つ
長い間、相思相愛だと伝えられてきたリバプールとティモ・ヴェルナー。
しかし、リバプールにヴェルナーを獲得するだけの資金を捻出する余裕はなくライバルであるチェルシーがかっさらってしまったのだ。
かなり痛い失敗となったが、移籍市場はこれからである。
そこで今回はヴェルナーを逃したリバプールが狙うその代替案5人を「Sportkeeda」紹介しよう。
ライアン・フレイザー
費用を考慮するのであればこれほど素晴らしい補強はないだろう。
ボーンマスを今シーズン限りで退団するライアン・フレイザーだ。
フレイザーはまだ26歳と若く、プレミアリーグでの経験も豊富なため即戦力としての活躍が期待できる。
これまでリバプールはトレント・アレクサンダー・アーノルドとアンドリュー・ロバートソンの両サイドバックが良質なボールを供給しアシストを量産していたがフレイザーも前線で質の高いボールを送ることのできる選手だ。
アタッカー陣の手ごまが足りていない状況であり、昨シーズンに7ゴール14アシストを記録しているフレイザーは非常に貴重なオプションとなるはずだ。
フェッラン・トーレス
バレンシアが生み出した新鋭、フェッラン・トーレスはリバプールにとって長期的かつ現在目指しているプランに最も合う選手だろう。
世代交代という意味では20歳という年齢は適正であり、なおかつラリーガで通用するテクニックやスピードを備えていることは即戦力級と言っても過言ではない。
今シーズンは6ゴール6アシストとバレンシアで主力となっており、彼らが望んで放出をするとは思えない。
しかし、財政的な面や契約延長が進んでいないことから今夏での売却に現実味が出てきたのだ。
リバプールはヴェルナーの代わりならばトーレスだと以前より言われており、実現する可能性は比較的高いだろう。
ミロト・ラシカ
ブンデスリーガで降格圏に沈んでいるブレーメンにおいて中心選手となっているのがミロト・ラシカだ。
7ゴール5アシストを記録している今シーズンは彼にとって印象的なシーズンであり、多くのクラブから目を引く存在となった。
非常にテクニカルなスタイルを持っており、視野も広いためチームにとって頭脳として非常に頼れる選手だ。
21歳と年齢も若く、勢いもどんどんつけておりそれはあのバイエルン相手にも大暴れしていたほどだ。
仮にブレーメンが降格となれば移籍金も£11mほどになり、若く安く、そして実力があるというここ数年で1番の掘り出し物になる可能性が高い。
カイ・ハヴェルツ
ここからは完全に理想だ。
ヴェルナーの資金を捻出できないということはこの選手の獲得も無理だからだ。
ドイツの新たな至宝であるカイ・ハヴェルツは今や世界中のクラブの目を引く人気銘柄だ。
21歳の誕生日を迎える前にハヴェルツはリーグで通算35ゴールを記録しており、これはリーグ史上最年少となる記録なのだ。
ユルゲン・クロップも手放しで称賛しており、今シーズンもすべての試合で15ゴール8アシストを記録するなど多くの期待を裏切らない活躍を見せている。
レアルマドリーやバイエルン、チェルシーらも狙っていると言われているが選手売却などで資金を得た場合彼の獲得に現実味が出てくるかもしれない。
ジェイドン・サンチョ
20歳となったジェイドン・サンチョは現在の若手で最もホットな選手だろう。
インパクトではパリサンジェルマンのキリアン・ムバッペやレヴァークーゼンのカイ・ハヴェルツより上かもしれない。
今シーズンは40試合に出場し、20ゴール20アシストを記録する怪物っぷりを発揮している。
アタッカーとして必要なすべてを兼ね備えており、なおかつ10年以上活躍が見込めるため彼の市場価値は今後更に上がっていくとみられている。
マンチェスターユナイテッドが大金を用意して獲得にいくと噂されており、リバプールが付け入るスキがあるのかどうかが不明だがユルゲン・クロップの口説きとドルトムントを納得させるだけの金額を出すことができれば実現可能だ。
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