ヴェルナー獲得断念のリバプール、代替案として浮上した5人のターゲットとは
相思相愛とまで言われ、来シーズンにおけるトップターゲットのはずのティモ・ヴェルナー。
リバプールは前線の強化のために補強に動く予定であり、ヴェルナーは必須の人材だった。
しかし、コロナウィルスの影響で財政的に余裕がなくなってしまいヴェルナー獲得は断念したと言われている。
そればかりかライバルであるチェルシーへの移籍が濃厚なのだ。
そこで今回はリバプールのヴェルナーに変わるアタッカー獲得候補5人を紹介しよう。
ウスマン・デンベレ
最近ターゲットとして浮上したバルセロナのウスマン・デンベレ。
ポテンシャルは確かであり、ワールドクラスと言わざるを得ないゴールも決めるなど実力はある程度保証されている。
レンヌ時代からユルゲン・クロップはデンベレに注目していたとされており、今夏にはローンでデンベレ獲得を狙うと言われているのだ。
あまりにも多い怪我の頻度は気になるものの、彼がまだ23歳ということを考えると1年間プレミアリーグで試してみるのは悪くない案だ。
ドイツ方面から次々と医療や栄養面でスタッフを揃えているリバプールに行けば怪我がちな体質も無くなるかもしれない。
大金を費やすほどの価値は価値はないかもしれないが、ローンなら面白いだろう。
アダマ・トラオレ
この1年間、アダマ・トラオレよりも成長した選手をヨーロッパで見たことがない。
爆発的なエネルギーとボールを持った時のスピードは既にワールドクラスであり、リバプールなどトップクラブでプレーするレベルに達している。
今シーズンは4ゴール7アシストを記録しており、ウルブズにおけるベストプレーヤーの1人として認識されているが注目すべきはアシスト数だ。
元々自分よがりなプレーを展開していたトラオレだったが、ヌーノの下で大きくプレースタイルを昇華させサイドで猛威を振るう選手になった。
しかし、問題は彼の値段だろう。
決して安くはなく、簡単に手が出せるような金額ではないなずだ。
それでもウルブズでやっているプレーをリバプールで引き続き継続すればまた一段上の選手へと成長する機会がやってくるはずだ。
フェッラン・トーレス
リバプールのフロントスリーは初めからワールドクラスだったのか?
もちろん、それなりの実力を持ってはいたが彼らはユルゲン・クロップの指導でワールドクラスに成長した選手たちだ。
それを踏まえるとバレンシアのフェッラン・トーレスは非常に面白いオプションになるだろう。
優秀な選手を生み出すバレンシアの新たな星、トーレスは今シーズン惜しみない才能を発揮しとりわけスピードを駆使してサイドを切り裂く姿は圧倒的だ。
守備陣を混乱に陥れるトーレスは何とまだ20歳。
それでもバレンシアで88試合に出場しており経験値もかなり持っている状態だ。
彼が本物のワールドクラスとして世界に名を馳せたいのならばリバプールへ行くことがベストな選択かもしれない。
それだけの実績を彼らは持っているのだ。
ウィリアン
最も現実的なオプションがおそらくウィリアンだろう。
かつてリバプールはシャフタール時代にウィリアン獲得へ動いたもののチェルシーにハイジャックされる形となった。
数年越しの獲得が今ここに生まれるかもしれない。
両ウィングでのプレーが可能であり、年齢も31歳とまだまだ実力も発揮できる。
ウィリアンはゴールを決めることもできればチャンスメイクもこなす眼を持っている。
さらにはフリーキックにおいても名手などアタッカーとしてはこれ以上ないほど贅沢な武器を持ち合わせている。
フリーになる彼を獲得するのに最大の障壁は契約年数だろう。
元々チェルシーに対して3年の契約を望んでいたためリバプールは3年以上の契約を提示しなければ獲得には至らない。
確実にリバプールのスカッドを強化することができるオプションなだけになるべく早く確保しておきたいところだが。
フィリッペ・コウチーニョ
これが実現すればサプライズとなる。
かつてリバプールに所属し、自らをワールドクラスに育てたクラブへの帰還だ。
フィリッペ・コウチーニョはバルセロナへ移籍後、思うようなキャリアを歩めておらずバイエルンへのローン移籍をしたものの移籍金の高さから完全移籍にはならず。
既にバルセロナには居場所がないとされており、今夏での放出が濃厚だがやはり移籍金がネックとなっており獲得に動くクラブは今のところごくわずかである。
リバプールとしてはもちろん完全移籍での獲得は困難なため、ローンでの獲得を申し出る可能性はある。
しかし、かつて活躍しチームにとってキープレーヤーだったとはいえ今は全く別のチームへと変化しており彼が入り込む余地があるのかは疑問だ。
おまけに高額なサラリーも負担しなければならないため、いくらローンと言えどギャンブルのような移籍になってしまう。
実現する可能性は極めて低いがサッカー界にサプライズを起こすなら面白い案だろう。
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