毎シーズン、プレミアのみならず多くのリーグで素晴らしい若者たちが現れている。
サッカー界にとっては嬉しいニュースと言えるだろう。
今回は今シーズン、プレミアで過小評価されている5人の若者たちをSportkeedaより紹介しよう。
1.ドワイト・マクニール-バーンリー
プレミアリーグでここまで2ゴール5アシストを記録する20歳のドワイト・マクニールは確実にその名前を大きくしようとしている。
左サイドで脅威となっているマクニールはバーンリーを支えている1人であり、伸びしろもあることからここから終盤にかけての活躍も期待されている。
マンチェスターユナイテッドが既に目をつけており、獲得を狙っていたという話もあるほどであり残りの活躍次第では将来有望なヤングスターを引き抜きにかかるクラブも増えるだろう。
2.ジャフェット・タンガンガ-スパーズ
リバプール戦で衝撃のプレーを見せたのがスパーズに所属するジャフェット・タンガンガだ。
マウリシオ・ポチェッティーノの下では日の光に当たることがなかったが、ジョゼ・モウリーニョはその才能を瞬時に見抜いていたのだろうか。
懸念されていたスパーズのサイドバック事情を解決しようとしている。
タンガンガの素晴らしいところはそのメンタルにある。
猛者たちを目の当たりにしても恐れることなく攻守において積極的に動いている。
カイル・ウォーカーやキーラン・トリッピアーを見てきた人からすると物足りない部分もあるだろうが大いなるポテンシャルを秘めるこの20歳に評価を下すには早すぎるのだ。
モウリーニョの指導を受け、周りから影響を受けて成長した姿を来シーズンから見ることができるだろう。
3. トッド・キャントウェル-ノリッジシティ
リバプールが獲得を狙うとも言われている逸材がノリッジシティに所属するトッド・キャントウェルだ。
非常に攻撃的なスタイルを貫いているノリッジの中心選手となりつつあり、ここまで6ゴールを記録していることからその実力は本物だとわかる。
多少粗削りながらも前へ進むエネルギー、そして鋭いパスを通すだけの眼を持っている。
チームがこのスタイルを続ける限りキャントウェルは確実にレベルを上げていくだろう。
現在最下位に沈むノリッジだが降格となってもキャントウェルはプレミアの舞台に残るに違いない。
4.ドミニク・キャルバート=ルーウィン-エバートン
既にプレミアで名前が売れているドミニク・キャルバート=ルーウィン。
しかし、その年齢はまだ22歳だ。
コンスタントに試合に出場しているキャルバート=ルーウィンはカルロ・アンチェロッティを満足させるだけの得点力を持ちながらまだまだ過小評価されている。
ここまで29試合に出場し、13ゴールを挙げているのは明らかにエバートンの助けとなっている。
EURO2020の出場も狙っており、この好調を維持すれば実現すると言われている。
プレミアファンならば今後も長らくエバートンを支えていくだろうキャルバート=ルーウィンの活躍に注目したいものである。
5.ブカヨ・サカ-アーセナル
アーセナルで18歳ながら試合に出場しているのがブカヨ・サカだ。
本来はアタッカーのサカだが、左サイドバックで起用されてから光るものをみせている。
特に力強いオーバーラップから正確なクロスを供給する姿はさながらベテランのようだ。
もちろん若さからくる不安定はあるため毎試合素晴らしい働きを見せることは難しい。
しかし、ここまで3ゴール9アシストと結果を見せているサカに対しては少々厳しい目が目立っている。
今後もクラブのキープレーヤーとなるだろうサカの成長、そして今後どのポジションを主戦場とするのかは楽しみである。
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