今ホットなあの選手も!アーセナルアカデミーを卒業した5人の選手たち
いつの時代もアカデミー選手は重宝されてきた。
クラブのアイデンティティを熟知しており、チームとしての力を誇示するためにもアカデミー出身の選手をトップチームで使うことは大きな意味があるのだ。
今回はアーセナルのアカデミー選手に着目し、これまで卒業した選手の中から5人を「Sportkeeda」より紹介しよう。
ブカヨ・サカ
今最もホットな若手の1人と言われているのがブカヨ・サカだ。
元々はアタッカーとして期待されており、トップチームでの起用もあったがサカの能力を最大限生かせるようになったのだ左サイドバックへのコンバート後だ。
彼は非常に頭がよく、慣れていないポジションに起用されてもすぐに適応しチームに必要なものを提供し続けている。
結果的に彼は今シーズン、38試合に出場し4ゴール11アシストという凄まじい記録を残している。
若いころは本来とは違うポジションで経験を積むと将来的に大成しやすいと言われているが、彼が経験したこの1年はまさに将来にとって意味があるものだ。
クラブとの契約延長も果たし、本格的にアーセナルの武器として相手チームの脅威となっていくだろう。
エディー・エンケティア
アーセナルの若きストライカーとして期待されているのがエディー・エンケティアだ。
今シーズンはリーズユナイテッドへローンで修行に行っていたが、冬にアーセナルへと戻っている。
ローン先で出場機会が得られなかったこと、そしてミケル・アルテタがトップチームで使いたいと言う意向を示した結果だ。
アーセナルでの後半戦では合計13試合に出場しており2ゴールを記録している。
圧倒的にプレミアリーグでの経験が不足していると言われているが、彼の出場している際の動きは非常にソリッドであり今後の戦力になり得る説得力を十分に含んでいる。
移籍が噂されているアレクサンドル・ラカゼットの後釜として、アーセナルのメインストライカーの1人として来シーズン戦っても問題はないだろう。
ピエール・エメリク・オーバメヤンが在籍している限り、エンケティアにとっては学ぶチャンスであるため今後の機会を得られるかどうかは彼の意識次第となる。
ジョー・ウィロック
アーセナルのアカデミー選手において、ブカヨ・サカとエディー・エンケティアが評価されているのは言うまでもない。
しかし、ジョー・ウィロックも同程度の才能を持つ選手だと言うことを忘れてはならない。
2017年のアーセン・ヴェンゲル政権でトップチームデビューを果たしており、今シーズンは29試合に出場し5ゴールを記録している。
アーロン・ラムジーと比較されることもあるウィロックは深い位置で役割を果たすこともあれば、より攻撃的な位置でゴールに迫ることも可能だ。
ヨーロッパリーグでは1試合平均2.3回のタックルも記録しており、攻守において活躍できる選手だ。
アーセナルではダニ・セバージョスがレアルマドリーに戻るのかどうか交渉を行っているが仮にセバージョスの残留に失敗したとしてもウィロックが代役として役割をこなすだろう。
リース・ネルソン
リース・ネルソンは2018年のシーズンにホッフェンハイムへローンで修行に行っており、その際は23試合に出場し7ゴールを決めるというインパクトを見せた。
大きく成長したネルソンはアーセナルに戻ってきたが、思うような活躍ができず結果的に今シーズンは22試合の出場に留まってしまった。
しかし、彼の持っている才能は本物であり両ワイドでプレーできる起用さも評価されるべきポイントだろう。
ネルソンが来シーズン以降トップチームに定着するためには競争に勝たなければならない。
ウィリアンが今シーズン加入し、ブカヨ・サカも本格的に高い位置でプレーする可能性がある。
多くのオプションがある中ミケル・アルテタに選ばれるためには練習でインパクトを見せ続けるしかないだろう。
エミール・スミス・ロウ
エミール・スミス・ロウは2017年にU-17ワールドカップで優勝したメンバーの1人であり、絶大なポテンシャルを持つ選手だ。
現在20歳となったスミス・ロウは2018年シーズンの後半にRBライプツィヒへのローンに行っていたが怪我の影響で満足いく時間を過ごすことはできなかった。
2019年には1月にハダースフィールドへのローンを行い、そこでは19試合に出場し2ゴールを記録することに成功した。
彼の特徴はディフェンダーとの1対1と守備陣を一撃で破壊するキラーパスだ。
経験が足りないにもかかわらず、ハダースフィールドでのローンにおいて誰よりもキーパスを記録していた。
ミケル・アルテタも彼の能力を認めており、信頼はしているため彼をもう1ランク上の存在へと導くために起用の数を増やしていく可能性は十分にあるだろう。
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