今夏、アーセナルを自ら去る可能性がある5人の選手
アーセナルはまさに改革の最中だ。
若い血を入れており、それでいてベテラン勢を上手く組み込んでいる。
しかし、成績は結局伸びることなく今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権の獲得も絶望的となっている。
そんな中、クラブは何人かの選手を放出すると考えられているが選手自ら出て行く可能性も否定できないのだ。
そこで今回は「Sportkeeda」より、今夏でアーセナルを自ら去る可能性がある5人の選手を紹介しよう。
ルーカス・トレイラ
残念ながら、ルーカス・トレイラは未だにアーセナルを離れる可能性を持つ選手の1人だ。
3月のFAカップで怪我をし、なかなか出場機会を得ることができていないトレイラが以前からイタリアへ戻りたいという内容の発言をしている。
ウナイ・エメリ政権では出番が回ってこず、非常にストレスをためている状態であったが今は状況も変わっている。
アーセナルとしてはこれほど中盤で戦える選手を放出することは考えたくもないはずだ。
しかし、本人がイタリアへ戻りたいのであれば快く認め、新たに強化へ向かうべきではないだろうか。
エクトル・ベジェリン
アーセナルが誇るスピードスターもまたチームを去る可能性を持っている。
エクトル・ベジェリンは右サイドバックとして大きな武器であるスピードを中心に攻撃において厚みを加えられる存在であった。
右サイドバックにおいて彼に勝る人物はいないと思われていたが、先日アーセナルはサウサンプトンからセドリック・ソアレスをローンで獲得し、そして今夏での完全移籍を完了させたのだ。
これでベジェリンの将来は一気に不透明となった。
彼にはセビージャやインテル、ユベントスといったクラブが関心を示しており違うリーグへの挑戦を求めてもおかしくはない。
また、エインズリー・メイトランド=メイルズも少しずつ成長を見せておりベジェリンの移籍を加速させようとしている。
逃したくはない選手だろうが選手本人はどう思っているのだろうか・・・。
マッテオ・ゲンドゥージ
中盤で存在感を示し、一気にアーセナルの主力になると言われていたマッテオ・ゲンドゥージ。
彼のボールを運ぶ力は確かであり、粗さは残るもののそのプレースタイルはまったく恐れを感じていないのだ。
ゲンドゥージに関しては特に問題などないと思われていたが、先日ミケル・アルテタとの関係が悪くなったとのニュースが入って以来彼を取り巻く噂は増えてきたのだ。
ブライトン戦でゲンドゥージはニール・モペイに対して暴言を吐いており、これをミケル・アルテタは決して許さないというスタンスで対応しているのだ。
どんな小さな悪事であっても罰を受けるべきだと。
£40mと評価されているゲンドゥージに対してはバルセロナやアトレティコマドリーといったクラブが興味を持っていると言われており、今夏での移籍が段々と濃厚になってきた。
アレクサンドル・ラカゼット
プレミアにやってきたデビューシーズンは13点、次のシーズンは14点と確実にプレミアを代表するストライカーになれると言われていたアレクサンドル・ラカゼット。
ラカゼットは今シーズン、8ゴール3アシストと悪くない成績を残しているが以前のシーズンと比べると確実に期待値を下回る結果となってしまっている。
これはラカゼットのモチベーションの問題なのか、それともチーム全体の調子の悪さが関係しているのか。
真実はわからないにせよ、アーセナルでは絶対的な選手と言えない存在となってきている。
そこに手を伸ばしているのがアトレティコマドリーだ。
ストライカーを欲している彼らは脂の乗り切る年齢であるラカゼット獲得を狙っており、代わりにトマ・レマールを差し出すつもりなのだ。
ラカゼット本人も乗り気という話もあり、上手くいけばクラブと完全に同意してスムーズな移籍になるだろう。
ピエール・エメリク・オーバメヤン
ピエール・エメリク・オーバメヤンは自分の評価を更に高めたいと考えているはずだ。
31歳となった快速ストライカーは来シーズン、チャンピオンズリーグはおろかヨーロッパリーグへの出場すら厳しくなってきている。
プレミアリーグでまたもや得点王争いをしているオーバメヤンは果たしてこのままクラブに残るのだろうか?
スペインの白い巨人をはじめとするメガクラブが彼を欲しがっているとも言われており、自分のキャリアに足りないタイトルを取りに行きたいのであれば彼は出て行くだろう。
一部では契約延長の線もあり、週給を£18万から£25万に引き上げることが条件ともいわれている。
しかし、彼ほどの男が31歳という年齢を受けてこのまま残留を選ぶのか。
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