再建を目指すアーセナル、既に構想外になっている5名の選手
メスト・エジル
後は公式発表を待つのみだろう。
アーセナルと契約解除で合意し、フェネルバフチェ加入が間近と言われている。
ミケル・アルテタ監督は頑なにエジルを起用しようとせず、今シーズンはリーグ戦、ヨーロッパリーグともにスカッド外になるなど完全な構想外と判断されていた。
ピッチに立つと何かしらの魔法でチームを勝利に導くことのできる男だけに、チームの成績が伸びない時期はエジル復帰を望む声が多くみられていた。
しかし、プレミアリーグでも希代のアシストマンとして活躍したエジルは既にロンドンから離れることになる。
マッテオ・ゲンドゥージ
ブライトン戦での出来事からすっかりチームから離れてしまっているマッテオ・ゲンドゥージ。
才能があることは疑いの余地はないが、ミケル・アルテタ監督は二度と彼をチームの中心に据えることはないだろう。
今は既に別の選手を試しており、チームの成績は上を向いていないが将来のための投資期間となっている。
ゲンドゥージは今シーズン、ヘルタベルリンへローンで加入しておりブンデスリーガの良さを肌で味わったところだ。
ヘルタベルリン側は完全移籍での獲得を希望しており、金額次第でこれは誰もが納得する移籍となるだろう。
シェコドラン・ムスタフィ
シェコドラン・ムスタフィがアーセナルに加入した際、将来のドイツ代表を担う逸材として大きな期待を抱いていたはずだ。
しかし、加入後はあまりのパフォーマンスレベルの低さにサポーターも驚きを見せており、時折強さを見せるものの失点に繋がるミスを犯すことも珍しくはなくなっていた。
また、チェルシーからダビドルイスが加入し、ロブ・ホールディングやガブリエウ・マガリャンイスなど多くの戦力が台頭しているためもはやムスタフィにとっての居場所がなくなりつつあるのだ。
とはいえ、年齢も28歳とまだ若いため彼のことを欲しがるクラブは多いはずだ。
アーセナルを出ても再び輝きを見せられるポテンシャルは持っており、退団となってもその後のキャリアが楽しみになるだろう。
フォラリン・バログン
フォラリン・バログンはカップ戦で印象的なプレーを見せたにもかかわらずリーグ戦で起用されることのない選手となっている。
2020年の終わりごろのアーセナルにはまさに負のオーラが漂っており、その中でもU-23で結果を出していたバログンを使う余地は十分にあったはずだ。
しかし、結局エディー・エンケティアらが優先されてしまいより多くの出場機会を求めて退団となるとみられている。
リバプールも獲得に興味を示しており、ライバルにいくのかどうかは不明だが今シーズン限りで契約が満了となるためこのままでは退団では確実だろう。
ソクラテス・パパスタロプーロス
ドルトムントからアーセナルに加入したソクラテス・パパスタロプーロスは結局チームにおいて絶対的な存在になり切れなかった。
32歳である彼は輝きを失ったわけではなく、別の居場所を求めているように見える。
既にアーセナルにおいてこれ以上出場機会を得ることはできず、エジルとともにフェネルバフチェに加入するのではという噂まで出てきている。
とはいえ、これまでの経験を考慮すれば今後も十分に活躍は可能であり欧州の主要チームからオファーがあったとしても不思議ではない。
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