回避できるか・・・プレミアリーグからの降格が予想される3チーム
ブライトン
このようなリストにブライトンのようなクラブが載るのは非常に奇妙なことだ。
近年は優れた守備を武器に上位チームをも苦しめていたブライトンだが、若き名将であるグレアム・ポッターが指揮を執ることになりそのスタイルは変わった。
様々な革命を起こそうとしているポッターだが、それはチームに浸透しているとは言い難いものだ。
ワトフォードに3-0で勝利するなどスタートは非常に良かったのだが、ボーンマス戦で敗北を喫してから様子が一変してしまったのだ。
これからの追い上げ次第となるが、残念ながらブライトンはマンチェスターシティやリバプールなど強豪との試合をいくつも残しているのだ。
降格するには悪条件が揃いすぎである。
しかしながら見事に残留を成し遂げた場合それは確実にポッターの手腕と言わざるを得ないだろう。
アストンヴィラ
降格圏に沈んでいるチームの1つ、アストンヴィラ。
かつての名門は再びプレミアリーグの地に戻ってきたもののローン組が多かった主力が抜けてしまったため戦力ダウンが危惧されていた。
そして、£100mもの資金を市場に投入しコーチにはイングランドの英雄であるジョン・テリーを迎えプレミアリーグで立場を取り戻そうとしていた。
しかし、蓋を開けてみれば17回もの敗北を喫し現在プレミアリーグで最多となる失点数を記録している。
彼らもまたマンチェスターシティやシェフィールドユナイテッドなど難しい相手との試合を残しており残留は非常に難しくなっている。
毎シーズン降格圏に入っているチームの手ごわさは知っての通りだが少しずつでもポイントを稼ぐことはできるのか・・・。
ノリッジシティ
ここに名前を挙げるのが非常にもったいないのがノリッジシティだ。
テーム・プッキをはじめエミリアーノ・ブエンディアやトッド・キャントウェルら実力者が揃い、開幕から攻撃的なサッカーを展開し王者であるマンチェスターシティすら倒したのだから。
だが、守備の脆弱さは直らず敗北の数が多く魅力的な攻撃の割に得点数がリーグ最低なのだ。
得点源となるはずのテーム・プッキが大失速し、プッキに続く最多得点者はキャントウェルの6点なのだ。
何かが噛み合えばシェフィールドユナイテッドのように旋風を巻き起こすことも可能であっただろう、しかし今は最下位となっており何としてでも残留を目指さなければならない。
絶望的な状況であるが、唯一光があるとすれば今シーズンのプレミアリーグは最下位ノリッジシティと15位のブライトンの勝ち点差が僅か8となっており最後までポイントを稼げば十分に降格圏から抜け出すことが可能だ。
残留し資金を得て、来シーズンこそは上位に食い込むようなサッカーを展開することができるのか。
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