守護神交代へ・・・チェルシーがケパの代わりに獲得しうる5人にターゲット
パウ・ロペス
ローマの守護神を務めるスペイン人、パウ・ロペス。
ロペスはアリソン・ベッカーがリバプールへ移籍してからの代役として獲得され、それ以来定位置を確保している。
ロペスは非常に正確なキックを持ち合わせる現代的なゴールキーパーであり、ローマがアリソンに次いで彼まで放出するとは考えにくい。
しかし、実際に彼らの財政状況を見るとそうも言ってられないのだ。
ローマは他にもニコロ・ザニオーロやジャスティン・クライファートなど放出せざるを得ない候補が何人かいるものの、その中でもロペスの需要はかなり高まっている。
£36mほどの移籍金をローマは求めると思われており、チェルシーからすると十分に支払うことのできる額だ。
他にもトッテナムやウェストハムユナイテッドらが獲得に興味を抱いていると言われているが・・・。
アレックス・メレト
まだ23歳のアレックス・メレトは移籍市場で最も注目されている若き守護神の1人だ。
ナポリに所属するメレトはダビド・オスピナと鮮烈なレギュラー争いをしており、今夏にも出場機会を求めて移籍をするのではないかという噂もでていた。
実力は本物であり、ナポリではいくつものビッグセーブを披露しチームを助けてきた。
彼には大きなモチベーションがある。
それは同じイタリア代表の守護神の座を争うことになるジャンルイジ・ドンナルンマの存在だ。
確実に次のユーロでは正守護神としてプレーしたいはずであり、そのためには大きなクラブで安定した出場機会を得る必要がある。
仮にチェルシーがチャンピオンズリーグ出場権を獲得すればメレトにとっては理想的な場所になるだろう。
移籍金もそこまで高額というわけではないためクラブ間合意も難しくはないはずだ。
ディーン・ヘンダーソン
プレミアリーグのクラブで彼を欲しがらないチームはいないだろう。
今シーズンのディーン・ヘンダーソンが見せたインパクトはどのゴールキーパーよりも絶大であった。
マンチェスターユナイテッドからシェフィールドユナイテッドへローンで加入していたヘンダーソンは神がかり的セービングでチームの堅守を最後尾で支えてきた。
彼が評価されているポイントは一貫性のあるところだ。
試合によって波があるのではなく、毎試合高いパフォーマンスを継続することができる。
それに年齢も23歳と今後のクラブを長期的に支えてくれる存在になれるのだ。
マンチェスターユナイテッドはダビド・デヘアの代わりに守護神として迎えるという話もあり、ギャレス・サウスゲートも代表でチャンスを与えようとしている。
国内クラブへの完全移籍はマンチェスターユナイテッドが許さない可能性が高いが、チェルシーからするとまさに理想的な選手だろう。
ニック・ポープ
ディーン・ヘンダーソンと同じく、神がかり的なセービングで有名なニック・ポープ。
今シーズン、リバプールのアリソンは14個のクリーンシートを記録しておりさすがの活躍をみせている。
しかし、ポープは13個のクリーンシートを記録するなどアリソンを抜いてゴールデン・グローブ賞を受賞してもおかしくはない成績を残しているのだ。
バーンリーの本拠地であるターフムーアが要塞と言われる要因の1つに確実にポープは入っている。
28歳と経験も豊富であり、プレミアリーグを知り尽くす彼は今のチェルシーにとって最も必要な人材かもしれない。
アンドレ・オナナ
アヤックスのアンドレ・オナナはここ数カ月にわたってチェルシーのターゲットだと言われている選手の1人だ。
非常にモダンな選手であり、プレミアリーグではアリソンやエデルソンのような選手として定着する可能性が高いと評価されている。
チェルシーがオナナ獲得に関して有利と言われているのはハキム・ヅィエフの移籍が関係している。
既にオペレーションを終えている両者は良好な関係にあると言われており、その他にも左サイドバックを務めるニコラス・タグリアフィコもチェルシー移籍が噂されているほどだ。
およそ£40mほどで獲得が可能と言われており、障壁となるのはライバルの存在だろう。
オナナに対してはバレンシアも獲得を狙っているとされており彼らの出す条件によってはチェルシー移籍に黄色信号が点灯する。
アヤックスとの関係を示し、クラブ間合意へ誘うのか、それともスペインで新たな挑戦となるのか。
コメント