<前編/2022年最新>2021シーズンのチャンピオンズリーグ出場チームの特徴は?
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弱点克服なるか、現状のアーセナルが露呈している5つの弱み

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弱点克服なるか、現状のアーセナルが露呈している5つの弱み

 

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セットプレーからの失点数

Arsenal FC v Olympiacos FC - UEFA Europa League Round of 32: Second Leg

守備は今やタイトルを奪取するのに不可欠な要素だ。

今シーズンのプレミアリーグ王者となったリバプールも脆弱であった守備を立て直してから大きくチームとして成長した。

アーセナルは今シーズン、41失点を記録しておりこれでは優勝はおろかチャンピオンズリーグ出場権である4位すらも狙えないほど酷い数字だ。

その中でも彼らの弱点はやはりセットプレーからの失点だ。

41失点のうち、12失点がセットプレーからであり、しっかりと対策すれば防ぐことのできる確率が高いゆえに勿体ないのだ。

時にはカウンターのチャンスにもできるセットプレーの守備構築は来シーズンが始まるまでにしっかりと整えておくべきだろう。

 

チームとしてのプレッシング

No Arsenal player has blocked more shots than Pierre Emerick-Aubameyang

リバプールやマンチェスターシティはチームとしてどのように前線からプレスをかけるべきなのかを熟知している。

ポゼッションを崇拝していたペップ・グアルディオラですら今や自身のスタイルと組み合わせることで強力なチームを仕上げている。

さて、そんなペップを見ていたミケル・アルテタもアーセナルにそのスタイルを持ち込もうとしている。

しかし、実態としてはチームとしてプレッシングが機能しているとは言えない状況なのだ。

前線でパスをブロックしている回数はピエール・エメリク・オーバメヤンが1位となっており、試合を見ても連動した動きがなされていないことがわかる。

選手の体力を浪費するだけであり、計算されたプレスでない限りアーセナルはチームとしてばらばらの状態で試合に臨まなくてはならなくなる。

 

守備構築

Arsenal FC v Leicester City - Premier League

直近の試合では0失点に抑えることも増えてきたアーセナルだが、まだまだ守備には改善の余地がある。

彼らにはフィルジル・ファンダイクのような選手が必要なのかもしれないが、それ以上に守備全体の構築を始めなければならない。

バックラインを4人にすると中盤はもちろん前線からの守備の連動が必要になるなど非常に複雑なシステムを組まなければ強力な守備構築をすることはできない。

しかし、彼らは3バックを採用した際に守備はよりソリッドになることを今シーズンは証明している。

理由は至極単純であり攻守の切り替えの際により多くの選手が自陣に残っているためである。

このまま3バックでより強い守備を構築するのか、それとも4バックで信頼できる選手の獲得とともに構築するのか。

移籍市場での動きでそれは明らかになるだろう。

 

攻撃での哲学の強化

Arsenal FC v Leicester City - Premier League

多くの監督は哲学を持っている。

攻撃においてはこうすべきだ、守備では・・・。

ではミケル・アルテタの攻撃における哲学は何なのだろうか。

今のところ、ピエール・エメリク・オーバメヤンにすべてを任せるという選択肢以外なかなか見えてこないのだ。

実際オーバメヤンは今シーズンも得点王争いをしており、サイドでのチャンスメイクも目立っている。

彼だけがネットを揺らすのが彼らの戦術であれば来シーズン以降も順位を上げることは決してできない。

マンチェスターシティのように創造性溢れるプレーメーカーを活かした多彩な攻撃なのか、リバプールのように絶対的な3人とサイドバックを活かすダイナミックな攻撃なのか。

チームとして確立できる哲学を持たなければ一貫性もなく、長期的に調子を維持することはできなくなる。

勝者のメンタリティー

Arsenal have lost fewer games this season than Manchester City

よく言われる言葉、「勝者のメンタリティー」。

つまるところどういう意味なのだろうか。

結論、勝ち方と勝った際のメンタルを当たり前にできているか否かなのだ。

優勝を狙えるクラブであれば勝つことが当たり前であり、試合に負けると信じられないほどチーム全体が負の空気に溢れている。

今のアーセナルはどうだろうか。

サポーターを含め、試合に負けても特段驚きではなくむしろ負けることに慣れてしまっているのではないだろうか。

チーム全体にそれが染み渡ると選手たちのメンタルは自然と勝つことを目指さなくなってしまい、1つの勝利をまるで奇跡かのように喜んでしまう。

また、若手選手を多く起用することは非常に良いことだが時にそれは試合に勝てないことの言い訳となってしまうのだ。

今一度、チームとしてどこに向かうべきなのかを再確認し勝ち癖をつけなければアーセナルに明るい未来は待っていない。

 

コメント

  1. kingdom より:

    ある。あるよ。プレスの下手さ。
    走行距離が増えただのなんだの、エメリ時代からあったが無駄走りであれば何の意味もない。

    Man.Cityなんか前線の守備が本当うまいもんな。ライオンの狩りたいなイメージ。出鱈目になんかではなく群れで迫ってくる。で、こっちのバックラインは生まれたばかりのシマウマかガゼルのイメージ。今シーズンの前半は本当にぼこぼこにやられてたよ。

    ミケル、頑張ってくれ。

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