期待の超新星!チェルシーのビリー・ギルモアを徹底分析
専門家はギルモアをどう見るのか
ユース時代、レンジャーズに在籍していたギルモア。
当時から有名であったギルモアだが、元セルティックのブライアン・マクラーリンも「将来が約束されており、確かな実力を持っている」と評していた。
プレースタイルは?
Billy Gilmour's game by numbers vs. Liverpool:
77% pass accuracy
62 touches
37 passes completed
5 tackles
2 take-ons
2 aerial duels
2 clearances
1 chance createdJust 18-years-old. 💎 pic.twitter.com/wmop3R202o
— Squawka Football (@Squawka) March 3, 2020
彼のプレースタイルで注目すべきポイントは何といってもパス能力だろう。
パスレンジが非常に長く、ポゼッションスタイルに適している。
また、18歳と若いがトップチームでの試合で恐れをまったく見せていない。
その証拠に、ボールを取られたとしてもすぐに奪い返しにいくなど「真向から売られた喧嘩を買う」スタイルで積極性を示しているのだ。
攻撃においては他に何も言うことはなく、このレベルを維持することができればチェルシーでも間違いなく定位置を確保できるだろう。
ギルモアの素場らしいところの1つとして守備を疎かにしないところも挙げられる。
ここまで1試合平均2.9回のインターセプトを成功させ、8.04回のリカバリーをしている。
中盤においてこれほどの数字を出せる選手は珍しく、まさに攻守において活躍できる希代の天才だろう。
ギルモアの将来はどうなる?
現在、チェルシーの中盤を構成しているのはジョルジーニョ、マテオ・コバチッチ、そしてエンゴロ・カンテだ。
その他若手ならばルベン・ロフタス=チークやメイソン・マウントらがあげられる。
今後、ジョルジーニョやカンテが年齢を重ねていくと確実に彼らにバトンが渡ることとなる。
その中で中心人物として中盤でかじ取りのタクトを振るうのは間違いないギルモアだ。
チェルシーとしてもケヴィン・デブライネやロメル・ルカク、モハメド・サラーたちを失った二の舞となるわけにはいかないと考えており、今からギルモアの将来について計算を行っているだろう。
また、代表でもスコットランドのファンは興奮が止まらないだろう。
ジョン・マッギン、スコット・マクトミネイ、そしてビリーギルモアの構成は非常に強力であり欧州のみならず世界の舞台でスコットランドがダークホースとなる日を待ち望んでいるはずだ。
どちらにせよ、チェルシーとスコットランドの将来を担うギルモアはこれからのサッカー界で最も注目すべき若手の1人なのだ。
「メッシやロナウドのようになりたい」という言葉通り、唯一無二の選手となるのか否か。
それを見届けるのは私たちだ。
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