来シーズン、マンチェスターユナイテッドの考え得る3つのフォーメーション
ジャック・グリーリッシュとジェイドン・サンチョを組み込んだ4-2-3-1
来シーズン、彼らは噂になっているアストンヴィラのジャック・グリーリッシュとドルトムントのジェイドン・サンチョを獲得する可能性がある。
獲得にはライバルが多く2人同時となると難易度は上がるが完成に近づいているマンチェスターユナイテッドのスカッドに不可欠な人材になるだろう。
ブルーノ・フェルナンデスはさらにフィットするはずであり、アタッカーの控えにはメイソン・グリーンウッドやダニエル・ジェームズなど若い選手が控えていることも面白い。
ポイントはグリーリッシュをスコット・マクトミネイと組ませることだろう。
ボックストゥボックスタイプのマクトミネイだが、守備への貢献を上げることでグリーリッシュをよりアタッカーと近い位置でプレーさせることが可能となる。
サンチョは既にブンデスリーガで得点とアシストを量産しており、プレミアへの適応も問題ないはずでありいきなり右サイドで使っても結果を残してくれるはずである。
ここでのポイントとなるのはアーロン・ワン=ビサカとの連携だろうが守備での貢献が大きいワン=ビサカとの関係を楽しみにしている人も多いだろう。
オディオン・イガロを使った4-4-2
ジェイドン・サンチョはゆうに100億を超える値札が張られていると言われており、プレミアではマンチェスターシティとリバプールまでもが彼の獲得を狙っているため実現するのは難しいだろう。
しかし、本人の意向さえあればアストンヴィラを満足させるだけの金額を支払いジャック・グリーリッシュの獲得は可能のはずだ。
そこでグリーリッシュを使いつつFAカップを中心に早速結果を残しているオディオン・イガロを活かすためのシステムがこの4-4-2だ。
イガロはある意味パニックバイであり緊急的な補強であったが予想以上にチームにフィットしている。
完全移籍での獲得も十分にある。
かつてプレミアで得点を量産していた頃の感覚を忘れてはいないのだろう。
また、古典的な4-4-2は現代では通用しにくいところもあるため柔軟なシステム変更も求められる。
イガロはワントップとして体を張ることができるため、守備時には4-4-1-1に変更してマーカス・ラッシュフォードを10番として活かすことも面白い。
また、4-4-1-1-を基本とするならばブルーノ・フェルナンデスを10番で使う方が最善と言えるだろう。
あくまで攻撃時に2トップとして活性化させたいと考えるならばイガロとラッシュフォードが理想ということだ。
現有戦力を存分に使う3-4-1-2
現有戦力を用いた一見変わったシステムがこれだ。
中盤にネマニャ・マティッチとスコット・マクトミネイを組ませることで守備の強度を上げ、若いながらも勢いがあるブランドン・ウィリアムスを右ウィングバックで使う。
アタッカー不足で得点力が下がると言われながらも2人でリーグ戦合計25得点を挙げているアントニー・マルシャルとマーカス・ラッシュフォードを前線で組ませ、その下には既にワールドクラスとしての才能を存分に発揮しているブルーノ・フェルナンデスを配置。
ウィングバックだけでなく前線の2人を最も活かせるシステムとなるだろう。
このシステムの欠点は守備での貢献で評価を高めているアーロン・ワン=ビサカを使えないことだろう。
したがってワン=ビサカを累積や怪我などで欠いてしまった場合の緊急的な対策として用意するには最高の並びとなるはずだ。
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