欧州最強は?ヨーロッパで最も多く得点を挙げているチームベスト5
ボルシア・ドルトムント 84ゴール 1試合当たり2.4
今最も若手とベテランの融合が美しいチームの一つがブンデスリーガで覇権を争うボルシア・ドルトムントだ。
10代で最高の市場価値を持つジェイドン・サンチョは依然として得点とアシストを量産しており、トルガン・アザールやユリアン・ブラントと言った技巧派が揃っている。
レアルマドリーからやってきたアクラフ・ハキミもサイドバックながらアシストを量産しており、その成長は止まるところを知らない。
そして極めつけは冬に加入したアーリング・ハーランドだ。
デビュー戦で途中出場し、衝撃のハットトリックを達成してから得点を量産する正真正銘の怪物である。
後半戦に向けてコンディションもばっちりであり、若手の躍動次第では欧州最強の攻撃を持つチームになれる可能性も十分にあるだろう。
マンチェスターシティ 109ゴール 1試合当たり2.5
2年間のチャンピオンズリーグ出場停止という衝撃の処分が課されたイングランド王者、マンチェスターシティ。
ケヴィン・デブライネが昨シーズンは怪我で離脱することが多かったが、今シーズンは再びチームの中心として活躍している。
そしてプレミアリーグ史上最高のストライカーの1人であるセルヒオ・アグエロは今シーズンも得点王争いをしている。
6節、ワトフォード戦で8-0という虐殺のようなスコアを記録した彼らは贅沢ともいえるスカッドとともに多くの得点を重ねることができるのだ。
アタランタ 87ゴール 1試合当たり2.6
今シーズン、セリエAのみならず欧州に衝撃を与えているのがこのアタランタの恐怖さえ覚えるほどの攻撃力である。
彼らがチャンピオンズリーグ本選に出場している理由も十分に理解できるほどだ。
アレハンドロ・ゴメスやヨシップ・イリチッチを中心とした攻撃陣は試合の最後まで攻撃をやめることをせず、セリエAで最も多い得点を挙げている。
彼らの特徴として依存している選手がおらず、複数得点を記録している選手が既に8人いるのだ。
つまり文字通りどこからでも点が取れる状態であり、直近の試合でもレッチェ戦で7点を決めて勝利している。
チャンピオンズリーグでもバレンシアを相手に4得点でファーストレグを勝利するなど勢いも増している。
セリエAでの躍進だけではなく、昨シーズンのアヤックスのようにチャンピオンズリーグで歴史を作れるか、注目したいところである。
パリ・サンジェルマン 123ゴール 1試合当たり2.9
欧州で最も高価なフォワード陣を擁するチームがパリ・サンジェルマンだ。
セレソンのエースであるネイマールはもちろん10代のころから得点を量産していたキリアン・ムバッペ、そしてエディンソン・カバーニらの破壊力は凄まくフランスで圧倒的な存在を発揮している。
アンヘル・ディマリアらが躍動していることも要因の一つだが、マウロ・イカルディが加入しさらにその破壊力を増している。
近年国内でのタイトルはほとんどが獲得可能であり、彼らが目指しているのはチャンピオンズリーグの制覇だ。
しかし、ベスト16で敗退することが多く今シーズンこそはと意気込んでいるはずだ。
彼らの持つ破壊力を欧州の舞台で発揮できるのだろうか。
バイエルンミュンヘン 108ゴール 1試合当たり3.0
言わずと知れたドイツの名門クラブであり、王者でもあるバイエルンミュンヘン。
ニコ・コヴァチが解任されてからの彼らは何かを取り戻したようで王者として何をするべきかを全員が共有できているようだ。
今シーズンもエースを務めるロベルト・レヴァンドフスキの勢いは止まらず、ティモ・ヴェルナーに4点差をつけて得点ランキングで首位を走っている。
サイドのセルジュ・ニャブリも持ち前のスピードを生かした突破と確実にゴールを仕留める決定力を手にし、過去のチャンピオンズリーグでもトッテナムを粉砕するなどまさに絶好調を保っている。
あの名将であるユップ・ハインケスが成し遂げたトレブルを覚えてる人も多いだろう。
今シーズンは選手層も厚く、かつての伝説を再現する時がやってきた。
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