現役最高の左ウィンガーTOP6 ナポリの超新星もランクイン
今シーズン、世界では新たなスター候補の選手が見つかるなどいつも通りの盛り上がりを見せていた。
今回はその中でもチームの中心にもなり得る左ウィングのポジションで、世界で最も優れて現役選手トップ6をFourFourTwoよりご紹介いたします。
6.ガブリエル・マルティネッリ
若くしてアーセナルに才能を認められ、今やチームに欠かせない存在となったマルティネッリ。
ブラジル人らしいテクニックを備えながらゴールへと向かう意識の強さと決定力は年々磨きがかかっており、昨シーズンはキャリアハイの15得点を記録した。
能力は疑うものはなく今後も更なる成長が期待されるが、何よりマルティネッリの素晴らしさはアーセナルの事を非常に愛していることだ。
チームのための身体を張ることのできるマルティネッリはまだ22歳であり、今後の活躍にも期待したいところだ。
5.ジャック・グリーリッシュ

MANCHESTER, ENGLAND – MAY 17: Jack Grealish of Manchester City celebrates during the UEFA Champions League semi-final second leg match between Manchester City FC and Real Madrid at Etihad Stadium on May 17, 2023 in Manchester, United Kingdom. (Photo by Marc Atkins/Getty Images)
アストンヴィラから1億ポンドという大金で獲得されたジャック・グリーリッシュ。
獲得当時は期待されたほどのパフォーマンスが出せず、批判を食らうことも多かったがようやくその才能を遺憾なく発揮し始めている。
イングランド人らしからぬテクニックと視野の広さを備えたグリーリッシュは回りとの連携も上手く、サイドで自ら切り開くこともできるタイプである。
選手層の厚いマンチェスターシティで今や不動の地位を築き始めているグリーリッシュだが、来シーズンも変わらずチームに与える影響は大きいだろう。
4.マーカス・ラッシュフォード
エリック・テンハグ監督のもとで素晴らしいシーズンを送ったマーカス・ラッシュフォード。
リーグで17点、全コンペティションを合わせると30得点を記録したラッシュフォードは更なる進化を遂げようとしている。
スピードと得点力を兼ね備えるラッシュフォードにかつてのクリスティアーノ・ロナウドを重ねたファンも多いだろう。
まだまだムラのある試合もあり批判をされることもあるが、25歳という年齢を考えると彼が今後のマンチェスターユナイテッドの攻撃陣を引っ張るべき選手であることは明らかである。
3.ラファエル・レオン
ミランで躍動が止まらないラファエル・レオンがトップ3に入っている。
昨シーズンは公式戦で16ゴール15アシストを記録し、まさにチームの攻撃を牽引する存在となっている。
リーグだけではなくチャンピオンズリーグでも躍進し、ベスト4まで駒をすすめたミランだが、欧州の場でもレオンの勢いは止まることはなかった。
大舞台でも変わらぬパフォーマンスができることを証明したレオンはこれからますますワールドクラスの選手として成長していくだろう。
2.フヴィチャ・クヴァラツヘリア
今シーズン、世界に最も驚きを与えた選手はおそらくナポリのフヴィチャ・クヴァラツヘリアだろう。
ジョージア代表のクヴァラツヘリアはその圧倒的な個人技でナポリ攻撃陣を牽引し、9番を背負うヴィクター・オシムヘンらとともにナポリの33年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。
スピードのある選手だが、縦にも中にも入れることが特徴であり視野も広いためサイドでの選択肢が非常に多く、ディフェンス陣からすると悪夢のような選手である。
ナポリからすると最高の掘り出しものであるが、クヴァラツヘリアは自らの価値を来シーズン以降もしっかりと示していくことになるだろう。
1.ヴィニシウス・ジュニオール
圧倒的なパフォーマンスで既にレアルマドリーの顔となったヴィニシウス。
リーグ戦では10得点、全コンペティションで23ゴールを記録しその得点力を年々磨いている。
元々ドリブルの技術などはブラジル時代から評価されているが、レアルマドリーに移籍後はその決定力の低さを指摘されていた。
それが改善され、さらには大舞台で逆境を跳ね返す高いパフォーマンスを発揮することからまさにレアルマドリーの左サイドに君臨するのに適した選手である。
23歳になったばかりとまだ伸びしろを残すヴィニシウスは今後もチームを牽引する存在になるだろう。
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