<前編>プレミアリーグ、今シーズン最高のゲームを紹介
ノリッジシティVSマンチェスターシティ 3-2
全プレミアリーグファンを驚かせた試合となったのがノリッジシティとマンチェスターシティの一戦だ。
昇格組のノリッジシティと圧倒的な戦力でリーグ2連覇を達成しているマンチェスターシティ。
ノリッジシティのホームとは言え王者の勝利は確実と言われていた。
しかし、速く、魅力的で美しい攻撃的サッカーを展開するノリッジシティの前に3-2というスコアで敗れたのだ。
そしてこの試合でチャンピオンシップの時と同じような活躍を見せたテーム・プッキは今シーズンの得点王争いに食い込んでくると多くのメディアが熱狂した。
残念ながら最下位に沈んでいるノリッジシティだがその美しいサッカーは未だに継続中だ。
コロナウイルスの影響で今後どうなるか不明だがこの彼らの勝利はしばらくの間忘れられることはないだろう。
リバプールVSマンチェスターシティ 3-1
Massive win. What a performance, lads! We keep going! 💪🏾👊🏾 pic.twitter.com/4uPTiZu08I
— Fabinho (@_fabinhotavares) November 10, 2019
昨シーズン、たった1敗にもかかわらずリーグ優勝が叶わなかったリバプール。
さらには首位と勝ち点差は1だったのだ。
そしてリバプールにたった1回の黒星をつけて優勝を果たしたのがマンチェスターシティだ。
それだけにアンフィールドでのこの戦いには両者ともに特別な想いがあったはずだ。
また、マンチェスターシティとしては9ポイント離されているリバプールと距離を縮める絶好のチャンスであった。
非常にレベルの高い戦いが展開され、ファビーニョの素晴らしいミドルシュートで先制するとその後もサディオ・マネ、モハメド・サラーと決めるべき選手がしっかりとゴールを決めることで勝利を収めた。
しかし、多くの物議を醸したのもまたこの試合の醍醐味だった。
リバプールの右サイドバック、トレント・アレクサンダー・アーノルドが2度に渡ってエリア内でハンドをしたという疑惑があったのだ。
スロー映像で見ても手に触れており、PKとなってもおかしくはなかったがリバプールとしてはラッキーであった。
2度目のハンドの際にマンチェスターシティ監督、ペップ・グアルディオラが第4審判に向かって「Twice!」と叫んでいる姿は多くのメディアの注目を集めた。
リバプールVSエバートン 5-2
このダービーは毎回熱くなり、時にはドラマが生まれることが有名だ。
アンフィールドで行われたマージーサイドダービーは5-2というスコアでリバプールの勝利に終わった。
だが、そのうち6点は前半で決まるという荒れっぷりだったのだ。
ダービーで主役になることが多いディボック・オリギだが、この試合でも先制ゴールをはじめ計2ゴールを記録する活躍を見せた。
さらには怪我で多くの試合を欠場しているジェルダン・シャキリも見事に得点を決めて見せた。
と、いうのもこの日は主力であるロベルト・フィルミーノとモハメド・サラーがベンチスタートだったのだ。
近年戦力を整えているエヴァートンが相手なだけにどうなるかは予測不可能な試合であったのだ。
そんな試合で存在感を放ったのが上記の2人だ。
サブの力を示し、さらにはダービーで大量得点という印象深いゲームであった。
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