バルセロナで居場所を失い、今夏での移籍が囁かれるフィリペ・コウチーニョ。
PSGやチェルシーと言ったクラブが獲得を目指すと報じられていたが古巣であるリバプールも手を挙げようとしている。
その気持ちは十分に理解できるだろう。現有戦力とズレなく馴染み戦力として計算できることをチーム全体が知っているからだ。
だが、今やコウチーニョなしでもCLを優勝し、プレミアでも97という勝ち点を積み上げたリバプールにとって彼は絶対不可欠な存在にはならないだろう。
仮にコウチーニョが帰還した場合はどのように彼を起用するのか。
その一例をSport Moleが紹介している。
ユルゲン・クロップが前線の3人を変えることはめったにないため、スリートップは健在のまま。
そして中央でなるべく相手ゴールに近い場所でプレーさせたほうが彼の特徴が活きることを知っているためこのような布陣となった。
昨シーズン両者合わせて23アシストをした両サイドバックを擁していることから、コウチーニョで攻撃への脅威を増やそうというわけだ。
さらにファビーニョの昨シーズンの活躍は素晴らしく、プレミアにフィットし切れていないにもかかわらず相手の攻撃をすべてシャットアウトし正確なロングボールを出せる能力がある。
ヘンダーソンは両サイドバックの攻撃参加と隣のファビーニョの様子を見てバランスが取れる。隙があれば自らゴール前まで上がって得点を狙うこともできる。
守備で計算ができないコウチーニョをこの2人なら十分に埋めることができ、両サイドバックの脅威は失わずに済む。
これがコウチーニョ帰還の際、ベストだと思われる布陣の一つだ。
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