今シーズンの最重要選手トップ3のマンチェスターシティ版だ。
シティにとって大きな転換期が訪れる。
キャプテンのコンパニが退団し、ダビド・シルバは今シーズンをもって退団する。
クラブの功労者たちがいなくなることで精神的支柱がどうなるのか気になるところだが、マンチェスターシティに一切の迷いはない。
キャプテンは選手たちに話し合いで決めさせる、これだけのスカッドを持っていながらも補強を進めるなど3冠を成し遂げた後のシーズンとは思えないほど野心は捨ててはいない。
そこで転換期を迎えそうなシティにとって今シーズン最も重要になり得る選手を3人紹介する。
1.ロドリ
18/19シーズン、マンチェスターシティは2連敗を喫した時期があった。
その2試合で欠いてしまい明らかに影響が出てしまった選手が中盤のフェルナンジーニョである。
彼の働きは特別であり彼無しに3冠はあり得なかったであろう。しかし、今年で34歳を迎えたフェルナンジーニョはいつコンディションを大きく崩してもおかしくはない。
そこでシティはアトレティコマドリーからロドリを獲得し中盤を更に完璧なものへとしようとしている。
ロドリについては詳しくは下で見てほしい。
彼の危機察知能力はもはや天性のものであり、プレミアにすんなりと馴染んだ場合エティハドのみならずすべてのフィールドにおいてシティの中盤は誰にも破られることのない固い要塞と化すだろう。
年齢も若くペップの指導で大きく成長のあるロドリにはそれだけの力があるのだ。
今シーズンもリバプールら他のクラブとの優勝争いが注目されるがロドリ次第と言っても過言ではないかもしれない。
2.ガブリエウ・ジェズス
クラブでは大きな活躍ができなかったブラジル代表FW。
そのプレースタイルゆえにペップの戦術に完璧に合うと思われたが、アグエロが得点力を保持しつつペップスタイルに適応したため出場機会が減少してしまった。
しかし、コパ・アメリカで見せたように彼の技術は高くアグエロからポジションを奪えるポテンシャルもある。
なにより、下位チームも積極的に補強を続けるプレミアにおいてアグエロ1人で戦うには無理がある。
そこでジェズスが彼とともにどこまで戦えるかはシティにとっての大きなカギとなるだろう。
得点力自体は高く、アグエロにはないエリア内でのブラジル人らしい巧みなボール捌き、そしてこれまで鍛えられたオフザボールの動きを融合させて自ら完成形に近づけていけば自ずとチャンスは見えてくるはずだ。
3.ケヴィン・デ・ブライネ
度重なる怪我により満足にプレーができていない天才MF。
今や世界で最強のプレーメイカーと言ってもいいだろう。
単に高精度のボールを出すだけでなくその先のビジョンまで見えているため、ボールにメッセージを込めて味方に伝達することが可能な天才中の天才だ。
彼がピッチに立つということはシティにとってそれだけ得点チャンスが生まれることであり、その恐ろしい攻撃力をさらに増幅させることができる。
その能力に一切の疑いはないため、彼が怪我なくピッチに立ち続けることがシティの破壊的攻撃を支える重要な要素となる。
今回はマンチェスターシティ編で重要選手3選を伝えた。
多額の移籍金を使い戦力を増しているシティにもう弱点はないのだろうか。
この3選手次第では昨シーズンに続き歴史に残るシーズンとなるに違いない。
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