プレシーズンはチームにとって調整を行う大事な時期であるが、クラブに所属している若手プレーヤーたちにとっては自らをアピールする大事な場でもある。
プレシーズンや昨シーズンの欠片の部分を見てわかるように、イングランド人ストライカーが次のシーズンには次々と生まれ、新たな時代を築くかもしれない。
そこで今回はSportkeedaが紹介する19/20シーズンに注目すべき若きイングランド人ストライカートップ3を見てみよう。
3.エディ・エンケティア アーセナル
エディ・エンケティアは昨シーズン、アーセナルにとってのプレミア最後の試合であるバーンリー戦で見事ゴールを決めた選手だ。
このゴールは次のシーズン彼にとって大きな自信を与えるものになると多くの人が思っただろう。
今夏にアメリカで行われているプレシーズンマッチ、インターナショナルチャンピオンズカップでは既に3ゴールを奪っている。
しかも、相手は名門フィオレンティーナとドイツ王者バイエルンである。
プレス・カンファレンスでも監督が言っていたように、エンケティアにはこれからもチャンスが与えられる。
エンケティアにとって昨シーズンのプレミアとヨーロッパリーグでの経験は相当大きいものになっているようだ。
1月にローンで修業に行く可能性もあったがクラブに残して正解だったと言わざるを得ないだろう。
2.メイソン・グリーンウッド マンチェスターユナイテッド
プレシーズンマッチで輝きを見せている17歳の若者だ。グリーンウッドは既にリーズユナイテッドとインテル相手にゴールネットを揺らしている。
昨シーズン30試合に出場して26ゴールを決めているだけあってその能力は伊達ではない。
スールシャール監督は彼の活躍はファーストチームで見るべきだとも言っており、リーグの初戦であるチェルシー戦に出場する可能性もあるという。
また、ロメル・ルカクの去就が不安定でありスールシャールは新たなストライカーを探しているが、もしかすると補強の必要性がないと感じる時が来るかもしれない。
1.ライアン・ブリュースター リバプール
かつて大きな期待を背負いながらも大けがをしてしまうという不運に見舞われた天才FW。
怪我を治してからはすべてが上手く行っておりユルゲン・クロップは彼に十分チャンスを与えると語っている。
既にプレシーズンマッチでも得点を決めている。
フィルミーノ、マネ、サラーがいる前線を打ち破りレギュラーを獲得するのは簡単なことではないが、エンケティアと同じくブリュースターは既にその価値を証明済みだ。
守備にも走るその姿や生まれ持った得点能力は今シーズンのリバプールに何か特別なものをもたらすはずだ。
そう、ライアン・ブリュースターは19/20シーズンにおける若きイングランド人ストライカーにおいてナンバーワンの存在となるべき選手である。
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