プレミアリーグは更に熱くなっている。
脂ののっている選手だけでなく、ベテランから新星まで次々とシーズンのヒーローになり得る人材が活躍するからだ。
先日、今シーズンのプレミアリーグで注目すべき若きストライカー3人を紹介した。
各クラブはアカデミーの育成にも力を入れ、プレシーズンから活躍している10代の選手はとても多い。
さらに、リーグは下位のチームにも素晴らしい力を持った選手が大勢いるため、若き選手たちにとってまたとない成長する機会なのだ。
そして、フットボールは必ずストライカーが試合を決定づけるとは限らない。
そこで今回はSportkeedaが紹介しているプレミアリーグで最も注目すべき若手3人を見てみよう。
1.カラム・ハドソン=オドイ (18. チェルシー)
昨シーズン、チェルシーでエデン・アザールの後釜になるとも言われた若きウィンガーだ。
彼は出場した試合でインパクトを示しており、クラブとA代表で出場機会を掴むために一貫性のあるプレーを見せていた。
大怪我を負ってしまい、彼の成長は妨げられると考えている人も多いだろう。
だが、リハビリを通して得る物は多くハドソン=オドイのこれからの将来を考えたときにモチベーションを維持するものは何か、を見つけることができる。
非常に速く、それでいてドリブルのスキルは既にトップレベルにある。
何より、1対1の状況を怖がることなくむしろ楽しんでいるのだ。
彼の重要性を理解するにはまずチェルシーの今の状況を知らなければならない。
補強禁止処分、サッリの退任、足りない選手。
ハドソン=オドイはこれらの状況を打破できる可能性を持つ選手だ。
選手を補強できないことがこんなに大きいとは・・・
そう思っているサポーターたちはシーズンが開幕すると手のひらを返してしまうかもしれない。
2.フィル・フォーデン(19.マンチェスターシティ)
フィル・フォーデンはペップ・グアルディオラが認める逸材であり既にトップチームで継続的に試合に出ている。
それもシーズン途中のクラブにとってとても重要な試合にだ。
代表レベルでも高いスキルを持っており、トップチームと練習をしているほどだ。
フォーデンの武器はそのビジョンを見通す力であり、敵の弱点を見抜くことができる。
さらにそれらと共に高いボールコントロール力を持っており、瞬きしている間に状況を一変させることができるパスを出せる。
ペップ・グアルディオラは既にフォーデンを試合に定期的に出すと発言しており、フェルナンジーニョやダビド・シルバらと共にプレーさせる予定だ。
今シーズンはフォーデンにとって非常に重要な年になる。
自らの価値を1年を通して証明することができるのならば、これからのマンチェスターシティ
カギとなる選手に成長することができるだろう。
3.ディエゴ・ダロット(20. マンチェスターユナイテッド)
ディエゴ・ダロットの名前がこのリストにあるのは少々驚きかもしれない。
彼はここ数シーズンで上手くできなかったかもしれないが、それはクラブも同じことだ。
ジョゼ・モウリーニョという名将が連れてきた選手ということは高いクオリティを持っているのだ。
アジリティがよく、ボールを素早く動かすことができるフルバックだ。
カウンター時の反応もよく、クロスの精度も決して悪くはない。
出場機会を奪われプレミアリーグへの適応が遅れてしまったが、多くの時間を彼に与えることで本来の力を引き出すことができ、チームにとってかけがえのない選手へと変貌するだろう。
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