サッカーファンが若い選手たちに注目するのは決して珍しいことではない。
全員が次のドログバやヴィディッチを探している。
それもそのはずだ。
プレミアリーグは世界で最も熱く、最も激しいリーグであるからだ。
そのためにはトップクラスのクオリティを持った選手たちが常に牽引しなくてはならない。
次々と新たな若い選手たちがクオリティを示していく中で、やはりディフェンダーとは経験が必要な難しいポジションではあるが、今季のプレミアリーグでは5人の若き注目のディフェンダーたちがいる。
そこで今回はSporkeedaが紹介するプレミアリーグで23歳以下のディフェンダーTOP5を見てみよう。
5. イッサ・ディオプ
トゥールーズでキャリアを始めた18歳のディフェンダー。
ウェストハムユナイテッドが£25mを費やして獲得したディオプはやはり伊達ではなかった。
大柄でフィジカルの強い体にテクニカルなクオリティは将来の星になるためには十分だ。
既にハマーズでは33試合に出場しており、平均で5回のクリア、2回のタックル、2回のインターセプトを記録している。
決定的な選手になれる可能性を秘めており、今シーズンハマーズは彼に頼る場面も出てくるかもしれない。
4.ベン・チルウェル
ベン・チルウェルはレスターシティのアカデミーが生み出した今最も一貫性のある若手の1人だ。
3年前まではたった12試合にしか出場できていなかったがそれが今では合計72試合。
昨シーズンは36試合に出場した。
平均で3回の空中戦に勝利、そして1回のキーパスを通している。
味方との連携も上手く、サイドに厚みを作り攻撃を組み立てることもできるチルウェルは非常に攻撃面で貢献できる選手であり代表に招集されるのも納得である。
彼は既に次シーズンのことを見ており、さらに成長すべくその秘められた力を発揮するだろう。
3.フアン・フォイス
スパーズが誇る19歳のアルゼンチン人だ。
トップチームでの試合数は多くないものの、出場した試合ではクオリティを示している。
平均で3回のタックルと4回のクリアはコパ・アメリカに出場したアルゼンチン代表に呼ばれるのに納得できる数字だ。
その代表でもクリアとタックルを平均で4回近く成功させている。
右サイドバックでもプレーできるフォイスは次のシーズンに向けてさらなる試合への出場を夢見ているはずだ、彼の持っている才能を発揮するために。
スパーズに若い選手が多いことはフォイスにとってプラスであり、彼らから学べることは多いはずだ。
2.ジョー・ゴメス
チャールトンからやってきたジョー・ゴメスは当初は左サイドバックで起用されていた。
それも賭けだと思われたのだが見事に回りの期待に応えて見せたのだ。
昨シーズンは怪我を負う前まではフィルジル・ファンダイクの隣でプレーしており、リバプールの堅守を支えていた1人だった。
素晴らしいタックル技術を持っており、相手に抜かれることのない豊かなスピードでカウンターを阻止する。
また、その身体能力を活かした空中戦も得意でありボールの扱いも上手だ。
弱点のないディフェンダーになりつつあるゴメスは怪我さえなければ必ずファンダイクの隣でトップ選手になれる。
来シーズンもアンフィールドの地で彼の名前が叫ばれることに疑いはないだろう。
1.アーロン・ワン=ビサカ
£55mという巨額の移籍金をクリスタルパレスに残し、マンチェスターユナイテッドへと去って行った。
彼の恐ろしさはこの若さにして右サイドバックとしての仕事をほぼ完ぺきにこなしていたことだ。
平均4回のタックルとクリアはもちろん、攻撃面に目を向けてみても平均2回のドリブルと全試合で3アシストを記録している。
21歳とは思えない彼に払った£55mという額はバーゲン価格であったと言われる日も近いだろう。
ワン=ビサカには多くの出場機会が与えられることが予想される。
そのため、オールドトラッフォードでクオリティを示し、観客を痺れさせるタックルを見舞う姿を見る機会は増えていくだろう。
コメント