マンチェスターシティがディフェンス陣を整えるのみ300億円以上を使ったことを覚えているだろうか。
その投資は正しく、彼らは結果的にリーグを2連覇、去年に至っては3冠まで成し遂げてしまった。
しかし、キャプテンであり精神的支柱のヴィンセント・コンパニが去り、ニコラス・オタメンディにも移籍の噂が立っている。
エリアキム・マンガラのように成功とは言えない投資もあったにせよ、マンチェスターシティは新たに強力なディフェンスラインを構築できる選手を探しているはずだ。
そこで今回はSportkeedによる、2019年のマンチェスターシティにとって理想的なディフェンスラインを見てみよう。
RB カイル・ウォーカー
カイル・ウォーカーはペップの戦術において非常に重要な役割を担っている。
スパーズから移籍してからずっと鍵となる選手であり続けているのだ。
しかし、昨シーズンは守備においてやや不安定な部分も見せたことによりペップはユベントスンのジョアン・カンセロに目をつけたのだ。
だがそれでもカイル・ウォーカーがマンチェスターシティの重要な選手であることには変わりはない。
ダニーロがウォーカーのサポートをし、ウォーカーは自分の仕事に集中するのみだ。
LB オレクサンドル・ジンチェンコ
マンチェスターシティはモナコから£52mもの額でパンジャマン・メンディを引き抜いた。
彼のパフォーマンスは本物であったが2年間で17試合にしか出ることができていない。
ペップはしばしば中盤の選手をサイドバックにコンバートするが今回も同様だった。
若いジンチェンコを左へ配置したのだ。
このコンバートは成功であり、不慣れなポジションながら自らの居場所をつかみ取ることに成功している。
これからもメンディが不在の状況ではどうしてもジンチェンコに頼る場面も多いはずだ。
CB エメリク・ラポルテ
ラポルテは非常に優れた選手でありあっという間にプレミアリーグで随一のセンターバックとなってみせた。
タックルとインターセプトは何者の侵入も許さず、それでいてシーズン5ゴール3アシストをチームに提供しているのだ。
ヴィンセント・コンパニが去った後、ペップはラポルテに更に大きな責任がのしかかると判断し補強を進めようとしている。
だが、そんな状況でもラポルテ自身はタイトル挑戦へ非常に前向きだ。
今シーズンもマンチェスターシティのディフェンスラインにおいて頼れる存在となれるか。
CB ジョン・ストーンズ
ジョン・ストーンズはエバートンから移籍して以来、ヴィンセント・コンパニの後釜となれる存在だと言われてきた。
その巧みなボールコントロールを筆頭にストーンズは成長し続け、マンチェスターシティで堂々とスターティングメンバーに名前を連ねていた。
しかし、怪我が彼の成長を止めてしまった。
現在はスローペースでの成長となってしまったが、それでもエメリク・ラポルテの隣でプレーしている彼はマンチェスターシティにとって欠かせない存在である。
ヴィンセント・コンパニの後釜について、ストーンズはこうコメントしている。
”コンパニは本当に大きな靴を置いていったね。彼が示したことを僕がもう一度できるとは思わないよ。非常にいい人間だし、もし彼のやっていた仕事の半分でもやってのけたら成功と呼べるだろうね。”
”僕たちにとって重要なプレイヤーだったよ。だからみんな寂しがっているよ。個人的に僕もね。でも、これは僕たちにとっては次のステップに進むための素晴らしい挑戦にもなるんだ。”
コメント