フットボールにおいて選手たちはクラブと契約を結ぶ。
たいていは他クラブが選手を欲しがり、残り契約を移籍金という形で買い取るのが普通とされている。
だが、契約を全うしフリーエージェントとなる選手も珍しくはない。
プレミアリーグにおいてはアーロン・ラムジーがフリーでユベントスへ去って行った。
フリーエージェントの特徴は移籍金がかからないことであり、多少サラリーが高額になったとしても能力の高い選手であれば多くのクラブが獲得へ向かうだろう。
そこで、Sportkeedから今回の移籍市場においてフリーエージェントとなっている今狙うべき選手を3人紹介する。
1.ダニエル・スタリッジ
7年間過ごしたリバプールをついに去った男、ダニエル・スタリッジだ。
29歳の彼はあまりにも怪我が多すぎた。
確かにスアレスとのコンビは凄まじく欧州最強と言っても過言ではなかった。
怪我の影響か、スプリント回数も減ってしまったがボールコントロールは相変わらず天才的でありゴールを決める能力に関しては今でもトップクラスだ。
仮にイングランドのクラブに加入すれば必ず役割を果たしてくれるはずであり、得点力に悩んでいるクラブなら少々高い給料を支払っても獲得に向かうべきである。
2.マリオ・バロテッリ
この悪童ももはや若くはない。
イタリアとイングランドで時間を過ごした後、バロテッリはフランスへ行った。
フランスでは76試合に出場し43ゴールを決め、直近では12試合で8ゴールを記録しさすがというべきか、やはり天才と言われただけのことはある。
素行面で大いに問題はあるにしろ、生まれ持った能力を存分に活かし、ゴールを決めるという仕事はきっちり果たす選手であるため攻撃陣に深みを加えたいと考えている上位チームや中位チームであれば獲得しても面白いかもしれない。
3.ダニエウ・アウベス
コパ・アメリカで36歳にも関わらずMVPを受賞した超人的なブラジル人。
センターバックやボランチにも対応でき、右サイドへ配置されると持ち前の攻撃センスで一気にアタッカーたちへ厚いサポートを与えてくれる。
また、クラブと代表において多くの経験があるため若いチームに加入すれば選手たちが彼から学ぶことはたくさんあるはずだ。
年齢的にも衰えが気になるところだが一向にその気配はない。
アウベス本人もまだまだ野心的であり、トップクラスのチームへの加入を望んでいるはずだ。
彼が選ぶ次のチームには大いに注目したいところだ。
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