ラファエル・ベニテスはKOPにとって忘れることのできない人物だ。
彼が今まで率いて戦ってきた中でもイスタンブールの奇跡は歴史に残る最高の試合だ。
だが、ベニテスも順風満帆なキャリアではなかった。
チームは財政的事情で欲しい選手を獲得できなかったり、留めておきたかった選手を売らなければいけなかったからだ。
そこで今回はラファエル・ベニテスが逃してしまった5人の名手をSportkeedから紹介しよう。
1.ギャレス・バリー
リバプールの中盤が崩壊してしまった原因の1つだ。
世界的名手であるシャビ・アロンソが財政的な理由もあり売却されてしまった。
レアルマドリーへアロンソが去ってからのリバプール中盤は終わりの始まりを告げるかのような雰囲気であった。
しかし、それを解決するためにベニテスはアストンヴィラのギャレス・バリーに目を付けた。
完全にアロンソの代役になり、長くチームを支えられると誰もが思った。
だが、結局バリーはマンチェスターシティへ移籍しリバプールはアルベルト・アクィラーニを獲得することとなった。
2.ダニエウ・アウベス
リバプールはこのとんでもないワールドクラスと契約する予定だった。
しかし、問題が山積みなのはわかっていたがアルバロ・アルベロアがファーストチームの右サイドバックに定着した。
セビージャで活躍していたアウベスは£9mほどの値段だと言われていたが結局獲得には至らず。
結果的にバルセロナへ移籍し、世界最高と呼ばれるまでに成長し、そこでピークを迎えた。
3.ダビド・シルバ
当時のリバプールはベニテスの存在もあったせいか、スペインへのコネクションが強かった。
シャビ・アロンソ、ルイス・ガルシア、フェルナンド・トーレス、ペペ・レイナなどが当時サインをした。
スペインの中枢ともいえるシルバはバレンシアからリバプールへ移籍する準備はできており、リバプールもそのつもりでいた。
だが、バレンシアの求める金額とリバプールサイドに開きがあったため獲得することは叶わなかった。
同時にクラブオーナー達へ、ベニテスが失望した時であった。
4.セルヒオ・アグエロ
マンチェスターシティに移籍したスター選手はダビド・シルバだけはない、
2006年の時点でリバプールはアグエロのことを非常によく注視していた。
当時のアグエロは自分がどれほどのリバプールファンであるかを熱く語っており、インディペンデエンテから獲得されるだろうと思っていた。
しかし、アグエロは結局アトレティコマドリーへ£17mで移籍した。
この額は10代に出すものではないと判断したのだ。
結局アトレティコマドリーで虎となり現在はマンチェスターシティで世界最高のストライカーの1人となっている。
5.ルイス・フィーゴ
このリストの中で1番の大物だ。
バルセロナからレアルマドリーの移籍した後、フィーゴは再び新たな場所を求めた。
リバプールは理想的な場所であったためベニテスは獲得を確信していたとも言われていたがインテルへと加入することが決まってしまった。
当時の事をフィーゴはこう語っている。
もしルイス・フィーゴがスカッドに入ればどうなっていたか気になる人も多いだろう。
だが、結果的にベニテスはトロフィーを多く獲得できなかったと言われているがこれらの選手を逃していたのだ。
もし彼の要望通りの選手たちが来たらどうなっていたのか、非常に興味深いだろう。
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