いよいよ今夜にコミュニティシールドが開催され、最初のトロフィーを争うべくマンチェスターシティとリバプールが対決する。
この2チームは昨シーズンとてつもなく高レベルな戦いを披露した。
完成度の高さに文句はつけられず、終わってみれば98と97という勝ち点でプレミアリーグを締めくくった。
マンチェスターシティに至っては3冠を達成し、今夏はそれに加えてチャンピオンズリーグも狙うだろう。
対するリバプールは6度目のチャンピオンズリーグを獲得し、昨シーズンのリーグでの悔しさを胸にプレミアリーグを勝ち取りに来るだろう。
ではその両チームを混同させてチームを作るとどうなるのか?
世界最強になるかもしれないマンチェスターシティとリバプールの混合スタメンはこれだ。
リバプールの新守護神となったアリソン・ベッカーとドリブルで絶対に抜かれない男、怪物フィルジル・ファンダイクは後ろでどっしりと構え、今や欧州はおろか世界で最もアシストを量産するコンビであるアンドリュー・ロバートソンとアレクサンダー・アーノルドが両サイドバックに入っている。
マンチェスターシティからはプレミアリーグの地で早速実力を発揮し、リーグでの随一のセンターバックになって見せたエメリク・ラポルテがこのディフェンスラインに入ることとなった。
中盤はなんとマンチェスターシティの3人だ。
リバプールの選手に入る余地はなかったのか?
いいや、単純に後ろに鉄壁のCBが2人いることとリバプールの選手たちよりも数字で結果を残しているのだ。
怪我で満足いくシーズンではケヴィン・デ・ブライネと対照的に最高のシーズンとなったベルナルド・シルバ。
プレミアリーグを盛り上げ続けたスペインの中枢男、ダビド・シルバはアンカーに入る。
前線はセルヒオ・アグエロとラヒーム・スターリングのシティコンビと2シーズン連続得点王のモハメド・サラーが入った。
スターリングとサラーに関しては近年数字で結果を出している。
アグエロはやはり長年の実績が物語る信頼が絶大なのだ。
だが、オプションとしてロベルト・フィルミーノとリロイ・サネも入れておきたいところだった。
チームを最大に活かすという意味ではフィルミーノは素晴らしく、サネの突破力は立派な武器になる。
このチームが現状のマンチェスターシティとリバプールの混合チームだ。
世界最強と言っても過言ではないこのチーム。
これも念頭に置きながら今夜のコミュニティシールドを見たいものである。
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