プレミアリーグの中には大きな期待を背負ってクラブに加入した選手が多いが、それと同時に花を開くことなく終わったと思われている選手も少なくはない。
中には怪我によりキャリアが狂ってしまった選手もいる。
だが、2019年はそんな”忘れ去られた”選手たちが大きな役割を果たすシーズンになるかもしれないのだ。
数々の有名で期待されていた選手たちにチャンスが回ってくる可能性が高い。
そこで今回はFour Four Twoによる今シーズン重要な役割を背負うかもしれない忘れ去られた11人の選手たちを紹介する。
1.カラム・チャンバース (アーセナル)
アーセナルの守備ラインは本当にひどい。
更にシェコドラン・ムスタフィも残留が決定しており心配は増すばかりだ。
この24歳はそれを救うためにチャンスを十分に与えられることが予想される。
フルバックとセンターバックをこなすことができる起用さは激しいプレミアリーグにおいて重宝したいはずだ。
わずかなチャンスを掴みとってアーセナルで大きな役割を果たすことになるのだろうか。
2.ケヴィン・ミララス (エバートン)
2018年1月のローンからマージーサイドにようやく帰ってきた31歳のドリブラー。
アデモア・ルックマンが移籍してしまったため、ワイドでプレーできる人材はエバートンにおいて重要だ。
マルコシウバの下で確実に力をつけているエバートンだがミララスにもルックマンがいなくなった分確実にチャンスは回ってくるはずだ。
3.アリレザ・ジャハンバクシュ (ブライトン)
ブライトンがクラブレコードで昨夏獲得したアタッカーだ。
AZで22ゴールを挙げ大きな期待をクラブやファン全員がしていたはずだ。
しかし結果は0ゴール0アシスト。
オランダでの活躍に疑いの目はないため今夏こそ移籍金とその実績に見合った活躍をしなければならない。
4.ニック・ポープ、スティーブン・ドフール (バーンリー)
バーンリーのスターティングメンバーは予想がしやすいと言われている。
その中においてこの2人はメンバーに含まれる確率が低くなっている。
怪我による影響もあってのことだが、既に克服し今シーズンに向けての準備はできている。
両者ともかつては素晴らしいパフォーマンスを見せており、ゴールキーパーに至ってはトム・ヒートンがアストンヴィラへ行ってしまったため確実にチャンスは訪れてくる。
5.ミシー・バチュアイ、クルト・ズマ (チェルシー)
チェルシーが補強禁止処分を食らってしまい、確実にチャンスが回ってくるはずの2人だ。
周りはメイソン・マウントやカラム・ハドソン=オドイ、フィカヨ・トモリらに期待しているが、バチュアイはオリヴィエ・ジルーとタミー・アブラハムの代わりに、ズマはセンターバックでスタメンを勝ち取れるだけの実力はもっているのだ。
お互いにローンで経験を積み、それが爆発するならクラブのレジェンドであるフランク・ランパードの下でしかありえないだろう。
6.ジェエル・ウォード (クリスタルパレス)
2012年にパレスに加入したジョエル・ウォード。
アーロン・ワン=ビサカによりポジションを失い、このまま終わるかと思われていたがそのワン=ビサカは巨額の移籍金を残してマンチェスターユナイテッドへ去って行った。
ウォードは決して良質なアシストを供給したり得点を決めたりするタイプのフルバックではないが、堅実な守備力を持っている。
ロイ・ホジソンの戦術にはぴったり合うはずであり、重要な戦力になる可能性は高い。
7.ドワイト・ゲイル (ニューキャッスル)
ニューキャッスルが失った最も大きなものはラファエル・ベニテスだ。
だが、サロモン・ロンドンとアヨセ・ペレスも失いその得点力の低下も懸念されている。
クラブレコードを提示し、ジョエリントンを獲得し前線の主力にするつもりだがドワイト・ゲイルもその戦力に入るはずだ。
ピンポイントで合わせて得点する能力は高く、昨シーズンはウェストブロムウィッチで24ゴールを挙げている。
必ず彼にとって重要な時間は多く回ってくるはずだ。
8.ナサニエル・チャロバー (ワトフォード)
怪我により7試合しか出場ができなかった前チェルシーのナサニエル・チャロバー。
ハビ・グラシア監督は4-4-2のシステムを採用しており、3人もしくは4人のミッドフィルダーを擁するためチャロバーにとってはチャンスが回ってきやすいシーズンとなるはずだ。
9.ウィンストン・リード (ウェストハム)
ウィンストン・リードは14カ月の膝の怪我からようやく戻ってきた。
ウェストハムには期待の若手が多くおり、センターバックにはイッサ・ディオップがいる。
だが、リードはウェストハムで10年目を迎えその存在は非常に大きい。
経験値も豊富な彼は以前のパフォーマンスを取り戻すことができれば多くの出場機会と重要な役割を果たすことが求められるだろう。
コメント