マンチェスターユナイテッドはプレミアリーグの移籍市場が閉まるデッドラインデーに非常に大きな取引を行った。
ただし、獲得ではないが。
大型FWであるロメル・ルカクを£72mという金額で移籍が噂されていたインテルへ売却したのだ。
本人の強い希望もあり、既にクラブとは決裂していたというがショックを受けたマンチェスターユナイテッドファンも多いのではないだろうか。
レッドデビルズはルカク抜きで今シーズンを戦う必要があるが、おそらく時間が経つにつれこの移籍を後悔することになるだろう。
そこで今回はSportkeedによるマンチェスターユナイテッドがルカク売却を後悔する理由3つを紹介しよう。Embed from Getty Images
3.ルカクはマンチェスターユナイテッドの得点源だった
ルカクはマンチェスターユナイテッドの2年間で27ゴールを挙げていた。
ルイス・スアレスやウェイン・ルーニーのようなゴールスコアラーにはなれないかもしれないが、それでもルカクは常に相手ゴールを脅かし続けることのできる存在であった。
何より問題なのはルカクよりも得点力があり、常に怖い存在で居続けることのできる選手が見つかっていないのだ。
2.マルシャルとラッシュフォードを信頼できない
アントニー・マルシャルとマーカス・ラッシュフォードは若くしてその才能を見せつけた素晴らしい選手たちだ。
だが、果たして彼らは年間20ゴールを保証してくれるのだろうか?
恐らく無理だろう。
アーセナルにはオーバメヤンやラカゼット、マンチェスターシティにはアグエロやスターリング、リバプールにはサラーとマネが、スパーズにはケインがいる。
得点王になる必要はなくともある一定のゴールを保証してくれる存在でない限りルカクの放出は著しく攻撃力を下げるだけの結果になるだろう。
1.シーズンは長く、限られたオプションしかない
ルカクの退団はマンチェスターユナイテッドの攻撃オプションを圧倒的に減らしてしまった。
マルシャルとラッシュフォードは9番の選手なのだろうか?
アレクシス・サンチェスやメイソン・グリーンウッドで対応ができるのだろうか?
多くのクラブでは攻撃の主力を怪我で欠くと限られた選手の中でやりくりをしなければいけなくなる。
今シーズンのマンチェスターユナイテッドはシーズン初めからその状態なのだ。
新たなシステムを考案し、今いる攻撃陣の力を発揮しないとマンチェスターユナイテッドはロメル・ルカクの売却をシーズンを通して後悔し続けることになる。
マーカス・ラッシュフォードやアレクシス・サンチェスらはどこまでそこに対応し切れるのか見ものだろう。
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