5.アストンヴィラ
チャンピオンシップで素晴らしいチーム力を見せ、プレミアリーグへ戻ってきたアストンヴィラ。
アストンヴィラはもともとローンで多くの選手を獲得しており、チェルシーのタミー・アブラハムはその筆頭例だ。
そこで今夏は約100億円を投じて選手の補強に踏み切ったのだ。
だが、やはり選手を多く補強するとそれだけ連携面に問題が生じる。
第1節のスパーズ戦では最終ラインで守れてはいたものの攻撃のアイディアがほぼ皆無であった。
それでもトム・ヒートンやミングスらは良いプレーを見せており、攻撃陣も時間とともに馴染んでくるのではないだろうか。
4.マンチェスターシティ
プレミアリーグ王者はその最強ともいえるスカッドの唯一の弱点をいともたやすく消し去ってしまった。
年齢には勝てないフェルナンジーニョがいつ衰えてもいいようにアトレティコマドリーからロドリを獲得したのだ。
さらにはカイル・ウォーカーのライバルとしてジョアン・カンセロをユベントスから獲得し、チャンピオンズリーグ優勝もしっかりと視野に入れている。
やはり野心を絶やさずこれだけの補強を素早くできたのは素晴らしいことだろう。
3.エバートン
エバートンはマルコ・シウバ監督の下、着実に力をつけている。
そして今シーズンこそ国外でのカップ戦出場を目指し、ユベントスからモイーズ・キーン、バルセロナからアンドレ・ゴメスの完全移籍、最終日にアーセナルからアレックス・イウォビらを獲得した。
リシャルリソンら現有の戦力を擁したままでの補強のため単純にチームが強化されたことになる。
ペップ自らが称賛していたベテランであるファビアン・デルフも加入したことでドレッシングルームでの問題もなさそうだ。
確実に戦力を上げることに成功したエバートンは今シーズンどこまで突き進むのだろうか。
2.アーセナル
ある意味、今夏の移籍市場における1番の勝者だろう。
予算が限られており、多くのファンは期待していなかったに違いない。
ウィルフレッド・ザハの移籍金を捻出できず、大物獲得は不可能と誰もが思ったはずだ。
しかし、ローンと分割払い制度を利用しキーラン・ティアニー、ダニ・セバージョス、ニコラペペらの獲得に成功したのだ。
アレックス・イウォビの放出はあったもののチーム全体としての強化は無事にすることができた。
移籍市場の勝者として今シーズンこそ上位に食い込みたいところだ。
1.スパーズ
タンギ・エンドンベレをはじめ有力な選手たちの補強に成功したスパーズ。
最終日にはライアン・セセニョンとジオバニ・ロチェルソの獲得を発表しており、チーム力向上を狙っているのがよくわかる。
ポチェッティーノ監督の築き上げた基礎の下でこれらの選手が加わることでより強力なスカッドを構築することができるはずだ。
クリスティアン・エリクセンの去就がやや心配だがロチェルソ獲得でしっかりと先手を打てているのも非常に上手い。
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