先日、開幕戦のノリッジシティ戦においてリバプールの守護神であるアリソンが怪我をしてしまった。
アリソンと言えばエデルソンと同じくブラジル代表のゴールマウスを守る選手であり、その能力は世界的にも評価されている。
少し前まではドイツ代表の絶対的守護神にしてバイエルンの守護神でもあるマヌエル・ノイアーがナンバーワンのゴールキーパーだと言われてきたがここ数年でその勢力図が変わりつつある。
そこで今回はFour Four Twoから現在の世界のゴールキーパーランキングTOP10を発表する。
10.マヌエル・ノイアー (バイエルン)
10位に早速元ナンバーワンゴールキーパーの登場だ。
33歳となったノイアーは怪我のせいもありここ2シーズンはまともにプレーができていない。
スイーパーゴールキーパーなどとも呼ばれ次世代のキーパーの形を作ったと言っても過言ではない。
怪我があったとはいえ彼の経験値はそう簡単に衰えたりするものではない。
再びバイエルンでそのクオリティを発揮し、クラブをヨーロッパ大会での栄誉に導くことができればあっという間にナンバーワンゴールキーパーの名を取り戻すだろう。
9.ケパ・アリサバラガ (チェルシー)
ビルバオからチェルシーに移籍し、世界最高額のゴールキーパーとなったケパ。
適応が難しいと言われているプレミアリーグの地であっという間に馴染み、持ち前の脅威的な反射神経を活かしたセービングと正確なキックで世界最高額の名に恥じない働きを見せている。
年齢的にもまだ若く、これから経験を積むことで得られるものを考えると非常に素晴らしいゴールキーパーと言えるだろう。
8.サミル・ハンダノビッチ (インテル)
世界的に見ても5本の指に入るセービング技術を持っていると言っても過言ではないハンダノビッチ。
セリエAではどうしても誰もがジャンルイジ・ブッフォンの影となってしまう。
その中でひと際実力派として名前を轟かせているのがハンダノビッチだ。
35歳となり代表は引退したが、その分クラブで変わらぬ守護神っぷりを見せている。
アントニオコンテ監督の指揮下となったインテルにおいて2021まで契約を残しており、まだまだ彼の活躍を見ることはできそうだ。
7.ウーゴ・ロリス (スパーズ)
フランスのゴールマウスを守るウーゴ・ロリス。
彼のキックは時に味方にとって脅威となり、ミスをする姿を見ると思わずため息が漏れそうになる。
しかし、ロリスのセービング能力はプレミアでもベストな1つだ。
スパーズを初のチャンピオンズリーグ決勝へ導いたのもロリスの力がなければ叶わなかったことだろう。
6.ティボー・クルトワ (レアルマドリー)
クルトワの一貫性は評価に値するものがある。
レアルマドリーに移籍し、不安定なパフォーマンスを見せてしまった時期もあったが彼はセンターバックにとって夢のような存在だ。
多くのタイトルを獲得し、長い手足を活かしてゴールマウスを守る姿はまさに守護神だ。
ケイラー・ナバスとの守護神争いがどうなるのか気になるところだがこれからレアルマドリーが無事に復権するためにはクルトワに力は必要となってくるはずだ。
5.エデルソン (マンチェスターシティ)
次世代のゴールキーパーであるエデルソン。
ベンフィカで17ものク
リーンシートを記録し、マンチェスターシティへと移籍していった。
シティでも17のクリーンシートを記録し、昨シーズンはその数を20へと増やし、素晴らしいショットストッパーであることを証明した。
さらにエデルソンにはゴールキーパーでありながらアシストを記録するキック精度もある。
ペップのサッカーには欠かせないものであり、攻守に渡って活躍できるゴールキーパーだ。
4.ダビド・デヘア (マンチェスターユナイテッド)
いくらミスをしようがデヘアが世界的にも素晴らしいゴールキーパーであることに変わりはない。
マンチェスターユナイテッドにおいてPFAチームオブザイヤーにも選出されたことがあり、MOMにも多く選出されている。
チームを救うセービングをこれまで数えきれないほど披露しており、脆弱な守備陣の中で守護神として光り輝いていた。
一貫性を取り戻せば彼は再び元通りの評価をされるようになるはずだ。
3.マルク・アンドレ・テアシュテーゲン (バルセロナ)
テアシュゲーゲンの若き頃は高い能力を持ちながらよくミスをする選手として記憶されていた。
それが今ではバルセロナで最も一貫性のある選手としてプレーしているのだ。
ノイアーの代わりにロシアワールドカップでドイツ代表のゴールマウスを守るべきだったとも言われているが、そのセービング能力と持ち前の足元の技術はそれに値するものだった。
そのセービング能力は年々進化しており、クラブと代表において絶対的な存在になるのも時間の問題だろう。
2.アリソン (リバプール)
エデルソンと同じくブラジル代表のアリソン。
セービング能力からキック精度まで欠けているものはなく、リバプールの守備を一気に良いものへと変えた要因の1人である。
大きな舞台でも臆することなくプレーし、チャンピオンズリーグ準決勝、決勝ではスーパーセーブを連発して見せた。
確実にこれからのナンバーワンゴールキーパーの座を争う選手となっていくだろう。
1.ヤン・オブラク (アトレティコマドリー)
まだ26歳というのだから驚きだ。
オブラクは100回目のクリーンシートを178試合目に記録し、圧倒的な反射神経でアトレティコマドリーの堅守を支えている。
一貫性を持ち続けるオブラクはサモラ賞を獲得し、これからもベストなゴールキーパーとして世界に名前を残し続けるに違いないだろう。
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