ミッドフィルダーで世界一になるとはどのようなことだろうか。
知っての通り、ここ10年はずっとクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの時代だ。
フットボーラーにとっての栄光であるバロンドールの受賞者もほとんどこの2人が独占してきた。
ところが、クロアチアでワールドカップ準優勝に貢献し、クラブレベルではレアルマドリーでCL優勝を果たしたルカ・モドリッチがついにバロンドールを獲得。
2人の時代を終わらせるかのような出来事であった。
プレミアリーグではモドリッチのように中盤の選手でありながら世界最高と呼ばれる可能性が高い力を秘めている選手が大勢いる。
今回はSportkeedから、世界最高になれるプレミアリーグのミッドフィルダー3人を紹介する。
3.エンゴロ・カンテ
現在、世界最高の中盤における守備職人と言えば誰であろうか。
多くの人がエンゴロ・カンテの名を挙げるだろう。
チェルシーとフランス代表で圧倒的なパフォーマンスを見せており、攻撃陣にとってはありがたい存在である。
ピッチの広い範囲を1人でカバーし、さらにボールを奪ったあとの切り替えが早く文字通り攻守に渡って絶大な貢献をすることができる選手だ。
今後モドリッチのようにバロンドールを受賞したり世界最高の選手だと言われる可能性は十分にある。
そんなカンテのライバルと言えるのはセルヒオ・ブスケツやカゼミーロだろう。
プレミアリーグではフェルナンジーニョもいるが彼は34歳になり、ライバルというには年を取りすぎだ。
だが、そんな早々なるメンツと比べてもカンテのクオリティは突出しているように見える。
2.ケヴィン・デブライネ
ケヴィン・デブライネが世界最高の選手と言われていても何ら不思議には思わない。
彼のパスのレンジ、ビジョン、予測は誰よりも優れておりもしかするとリオネル・メッシよりも素晴らしいかもしれない。
マンチェスターシティのまさに心臓部であり、どれだけ綺麗に整えたディフェンスラインも1人で破壊してしまうクオリティを持っている。
エデン・アザールとともにクラブ、代表ともに同じ場で活躍をし既にバロンドールの受賞者有力候補となっていてもおかしくはない。
しかし、そんなデブライネにとって予想外なのが怪我だ。
昨シーズンは怪我によってほとんどの試合を欠場し、活躍の場が制限されてしまった。
今シーズン怪我をしないのであれば彼は間違いなく世界最高への道を一気に駆け上がるだろう。
年齢を考えればなおさらだ。
1.ポール・ポグバ
何かとお騒がせなポール・ポグバは間違いなく世界最高になれる選手の1人だ。
ユベントスでとてつもないパフォーマンスを見せたあと、マンチェスターユナイテッドへ移籍しそこでも相変わらずチーム内で最高の1人であり続けた。
もちろんフランス代表でも。
ボックストゥボックスとして素晴らしい選手であり、優れた守備をチームに提供し、ボールを持てばその広い視野とパス能力でチャンスを演出する。
体は大きくフィジカルも強い、まさに欠点がない。
昨シーズンはボールの持ちすぎによりたまにチームを混乱させてしまうことがあったにせよ、中盤はおろかチーム全体における最重要選手であったことに変わりはない。
エンゴロ・カンテ、ケヴィン・デブライネ、そしてポール・ポグバは間違いなく現時点でも世界のベストイレブンに入れる選手だ。
それだけのまた今シーズンもプレミアリーグは激しい戦いになるはずである。
まさに、大注目のリーグなのだ。
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