2連敗のアーセナル、今夏で放出すべき5人の選手
リーグ再開後に2連敗を喫してしまったアーセナル。
チャンピオンズリーグ出場権が遠くなってしまった彼らは既に追い込まれてしまっている。
今シーズンを戦うことはもちろん、すべてのチームが来シーズンに向けて考え始めている時期でもありアーセナルも例外ではない。
そこで今回は「Sportkeeda」より、アーセナルが今夏で放出すべき選手を5人紹介しよう。
シェコドラン・ムスタフィ
マンチェスターシティ戦での敗因は本人も認めているように間違いなくダビドルイスだ。
今シーズンで契約が終了する見込みのダビドルイスには、その契約を延長するのではないかという動きがでてきている。
仮にそうなった場合、シェコドラン・ムスタフィのアーセナルでの旅は完全に終わりとなってしまうだろう。
£35mで獲得されたムスタフィは多くを期待されたが、そのほとんどには応えることはできなかった。
アーセナルが今のレベルを引き上げるためには新たな選手が必要であり、そのためには28歳となるムスタフィを売却する必要があるのだ。
ウィリアム・サリバという新たな若きディフェンダーを迎え、ムスタフィの居場所は完全になくなる可能性が高い。
彼の能力を信じる時間は終わったのだ。
メスト・エジル
時にピッチに魔法をかけて多くの者を魅了してきたメスト・エジルも放出すべき選手の1人だろう。
彼の持っている能力を疑う者はだれ一人としていない。
一貫性の無さを除いては。
天才タイプである彼は味方を活かし、味方に活かされることが非常に上手い選手だが時として試合中から突如として消え去るときがあるのだ。
アーセナルがエジルに支払っているサラリーは週給£35万だ。
これは法外的な値段でありアーセナルの財政を明らかに圧迫している。
そんなエジルは来シーズンで契約が終了となるが、このサラリーを支払い続けておまけに移籍金ゼロでの退団となると痛手しか残らない。
仮に彼が未だにチームで大きな違いを毎試合で見せてくれるのならば評価も変わるのだろうが・・・。
エインズリー・メイトランド・ナイルズ
アーセナルで居場所がなくなりつつあるのはベテランだけではない。
アカデミー出身のエインズリー・メイトランド・ナイルズも放出すべき選手の1人となっている。
サイドバックや中盤をこなすことができ、ブカヨ・サカやエディー・エンケティアらのように将来を嘱望されていたはずだった。
だが、サイドバックにはエクトル・ベジェリンが、中盤には既に駒がある程度揃っておりメイトランド・ナイルズのために空けるポジションが存在しないのだ。
本人もそのことは自覚しているため今夏には移籍の噂が多く流れている。
アーセナルに資金が必要なこととメイトランド・ナイルズには彼が求めるポジションでの出場機会が必要なことを考えると売却が一番両者にとってプラスに働く選択肢となるだろう。
アレクサンドル・ラカゼット
アレクサンドル・ラカゼットがアーセナルにやってきたときは期待の塊のような選手であった。
フランスで実績を残し、ヨーロッパの舞台でも常に能力を証明し続けついにプレミアリーグに参加したのだから。
彼のはじめのシーズンは17ゴール、次は19ゴール。
順調に見えたラカゼットのキャリアはピエール・エメリク・オーバメヤンの到着とともに徐々に影へと薄れてしまった。
能力は本物であり、直近の試合でもそのオーバメヤンと良い連携を見せるなど存在感をアピールしていた。
しかし、財政的に苦しいアーセナルはミケル・アルテタ監督が既に前線ではエディー・エンケティアら若い人材を起用し始めることを好んでいる。
クラブとしても比較的高い値段での売却が見込まれるうちに補強資金へと変えたいという思いがあり、29歳となるラカゼット本人も新たな挑戦をするラストチャンスとなるだろう。
ヘンリク・ムヒタリアン
かつてアレクシス・サンチェスと入れ替わる形でアーセナルに加入したヘンリク・ムヒタリアン。
かつてドルトムントで脅威となっていた姿はそこにはなく、現在はローマへとローンで修行に行っている最中だ。
ローマではここまで13試合に出場し6ゴール3アシストを記録するなど好調を維持している。
ローマ側もムヒタリアンの完全移籍を望んでおり、イタリアで復活した本人も希望は同じだ。
アーセナルはムヒタリアンに対して既に£13mという値札をつけており売却の準備は進んでいるように見える。
あまりにも安値では売却しないという姿勢のようだが、ムヒタリアンの今後やクラブが少しでも資金を得られることを考えるのであればこの決断は迅速に行わなければならないだろう。
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